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【秋の歌】9月選曲プレイリスト:昭和アイドル・モンド歌謡(仮)

9月音楽

Solitude Sea – ワールドスタンダード

「 Solitude Sea 」 WORLD STANDARD & WECHSEL GARLAND 収録アルバム 『 The Isle 』

8
Solitude Sea
Wechsel Garland & ワールドスタンダード
The Isle
02:41

(女性シティポップ9月ソングpick up)

9月には帰らない 松任谷由実


9 「 9月には帰らない 」 松任谷由実 収録アルバム 『 紅雀 』

9
9月には帰らない
松任谷由実
紅雀
04:55

9月の海 酒井法子


10 「 9月の海 」 酒井法子 収録アルバム 『 work out fine 』

10
9月の海
酒井法子
work out fine
04:43

Candy – 具島直子

11 「 Candy 」 具島直子 収録アルバム 『 miss.G 』

11
Candy
具島直子
miss. G
04:41

sweet september – AK Akemi Kakihara(柿原朱美)

12 「 sweet september 」 AK Akemi Kakihara 収録アルバム 『 yes 』

12
sweet september
AK Akemi Kakihara(柿原朱美)
yes
04:28

9月のためいき 笠原弘子

13 「 もういちど Love you(Reprise) 」 笠原弘子 収録アルバム 『 超時空要塞マクロスII オリジナル・サントラ Vol.2 』

14 「 9月のためいき 」 笠原弘子 収録アルバム 『 Semi-Precious Stone 』

13
もういちど Love You
笠原弘子
超時空要塞マクロスII オリジナル・サントラ Vol.2
06:08

14

赤い金魚 小泉今日子


15 「 赤い金魚 」 小泉今日子 収録アルバム 『 オトコのコ オンナのコ 』

14
九月の砂
杏里
Feelin’
04:41


16 「 水の中のイエスタデイ ~再会物語~ 」 薬師丸ひろ子 収録アルバム 『 夢十話 』


17 「 九月のエピソード 」 シンシア 収録アルバム 『 I’ve been mellow/Saori 』
18 「 September Rain 」 香坂みゆき 収録アルバム 『 CANTOS 1 』
19 「 九月の雨 」 太田裕美 収録アルバム 『 こけてぃっしゆ 』
20 「 九月の色 」 久保田 早紀 収録アルバム 『 GOLDEN☆BEST / 久保田早紀 』
21 「 Go Away 」 中原めいこ 収録アルバム 『 2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC- 』
22 「 September Walkin’ 」 杏里 収録アルバム 『 Bi・Ki・Ni 』
23 「 Blue September 」 BANJO AI 収録アルバム 『 Love Always… 』
24 「 Setembro 」 纐纈歩美 収録アルバム 『 バラーディスト 』
25 「 Stop, Look, Listen (To Your Heart) 」 The Stylistics 収録アルバム 『 1976/Soul/The Very Best Of The Stylistics … And More! 』
26 「 ラヴェンダー・リップス 」 河合奈保子 収録アルバム 『 私が好きな河合奈保子 』
27 「 ルック・ホワット・ユア・ドゥーイン・トゥ・ザ・マン 」 大橋純子 収録アルバム 『 フィーリング・ナウ 』
28 「 恋のジャイロ 」 池田典代 収録アルバム 『 ドリーム・イン・ザ・ストリート 』
29 「 誰もいない海 」 越路吹雪 収録アルバム 『 ベスト・セレクション2 』
30 「 誰もいない海 」 あべ静江 収録アルバム 『 みずいろの手紙/コーヒーショップで 』
31 「 セプテンバー・イン・ザ・レイン 」 由紀さおり 収録アルバム 『 スマイル 』
32 「 9月の扉 」 林原めぐみ 収録アルバム 『 Perfume 』
33 「 九月の夕暮れ 」 松田 聖子 収録アルバム 『 SQUALL 』


Go away 中原めいこ

21
Go away
中原めいこ
2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC-
04:21

九月の色 久保田早紀

22
九月の色
久保田 早紀
サウダーデ
03:50

九月の雨 太田裕美

23
九月の雨
太田 裕美
こけてぃっしゆ
04:23

24
Medley: September in the Rain / Tip-Toe Thru the Tulips / Carolina in the Morning / Moonlight Bay / Night and Day
The Three Suns
Dancing on a Cloud
03:26

25
Setembro
纐纈歩美
バラーディスト
06:09

26
誰もいない海
越路吹雪
EVERGREEN
03:10

27
セプテンバー・イン・ザ・レイン
由紀さおり
スマイル
03:28

28
9月の扉
林原めぐみ
Perfume
05:01

29
Twilight Time
The Three Suns
The Three Suns Present
03:23

30
九月の夕暮れ
松田聖子
SQUALL
03:09
…etc.※

Stranger 柏原芳恵

1987年7月6日発売「Stranger」柏原芳恵(作詞:阿久悠、作曲:林哲司、編曲:萩田光雄)

★夏の終りから秋にかけての芳恵ちゃんシティポップの隠れた大名曲!阿久悠先生の歌詞に林哲司さん作曲、荻田光男先生編曲という豪華なチーム。途中角松サウンドも彷彿とさせるようなギターのカッティングやコーラスなども。
 正直これまで和モノ界隈でも柏原芳恵さんは王道歌謡ポップス系でスローな聴く楽曲が多く、踊れるグルーヴ感のある楽曲という点ではなかなか昨今のシティポップリヴァイバルでも話題になる曲が少なかった向きもあるが、80年代女性アイドル系シティポップの最後の隠し玉は極上のビーチリゾート・ヴァレアリック・グルーヴ名曲。(夏の終りにもいいが個人的にはアルバムジャケのイメージや最近の残暑が多い9月の秋のお彼岸頃までにぴったりかと。)
収録アルバム:
1987年7月6日『A・r・i・e・s (アルバム)』
1987年ベスト盤『Fall in Love』

モンド歌謡って?(モンドミュージックとの違いなど簡単な補足)

「モンド歌謡ってなに?」という方も当然おられるでしょう。とりあえず2つ補足しておきます。

(1)「モンド歌謡」は未定義
(2)「モンド歌謡」と「モンドミュージック」の違い:
「モンドミュージック」は主に洋楽、「モンド歌謡」は主に邦楽

(1)「モンド歌謡」は未定義:

まず筆者なりに簡単に要約すると、モンド歌謡とはモンドミュージック的な歌謡曲、もしくは、歌謡曲のなかでモンド(ミュージック)的な要素を含む曲。すなわち、
「モンド歌謡」≒「モンド(ミュージック)」+「歌謡曲」
というのが筆者の解釈(※諸説あり)。

(2)「モンド歌謡」と「モンドミュージック」の違い:
「モンドミュージック」は主に洋楽、「モンド歌謡」は主に邦楽。
90年代後半時点で「モンドミュージック」にも洋楽9割邦楽1割ぐらいの割合で邦楽も入っている。

(3)「モンドミュージック」と「ラウンジミュージック」と「ラウンジ系(クラブミュージック)」


「ラウンジミュージック」
1950年代ラウンジ・ミュージック(Lounge music)はイージーリスニング(Easy Listening)のサブジャンルとして当時ラジオ等で大流行。日本でもFENラジオなどを通じて流行。(別記事ご参照)
(関連記事)ラウンジ・ミュージック(Lounge music)※イージーリスニング(Easy Listening)のサブジャンル

細野晴臣さんも言われているようにモンドミュージックはラウンジミュージックのひとつ。いわゆるエキゾチカやスペースミュージックなどのちに「モンドミュージック」の中核ともいえる音楽スタイルははジャンル的にはイージーリスニングのサブジャンル「ラウンジミュージック」のサブサブジャンル。

(後追い世代の筆者なりに簡単にいえば、モンドミュージックとはマニアックなラウンジ系という印象も。ただ、上述のとおり1950年代頃のアメリカや日本ではラジオでよく流れていたそうなのでマニアックというと怒られるかもしれません。笑)

「ラウンジ系(クラブミュージック)」

80年代/90年代ラウンジ系(クラブミュージック)
自分らの世代だとむしろ90年代のクラブミュージックやヒップホップのサブジャンルとしてのラウンジ系のほうが印象が強いかも。こちらはいわばラウンジミュージックのリバイバル。ヒップホップではGuruのJazzmataz。
日本では1980年代後半頃からピチカートファイブの小西康陽さんらが種まき。
1995年11月3日には渋谷宇田川町で須永辰緒さんによりラウンジ系総本山ともいえるオルガンバー(Organ bar)が開店。
以後、東京発のクラブシーンの大きなムーブメントのひとつとして「ラウンジ系」が広まった…という流れはご承知のとおり。

90年代「モンドミュージック」
1995年2月15日『モンドミュージック』(リブロポート社)発刊。ワールドスタンダードの鈴木惣一朗さんらが提唱された「モンドミュージック」というちょっと奇妙なラウンジミュージックのリバイバル。

50年代末から60年代70年代前半頃まで流行したエキゾチカや宇宙モノ等「ラウンジミュージック」

それに加え。

70年代後半から80年代以降の電子音楽(エレクトロ)やヒップホップなどの新潮流のなかでこぼれ落ちたカルトな音楽。

そうしたマニアックな音楽を新たな「モンドミュージック」という看板で再評価しよう!そーだそーだという音楽ムーブメント。

とくに小さなレコード屋さん界隈で広まり、筆者も行きつけだった芽瑠璃堂などのレコ屋さんで感化された次第。


(関連記事)


ただし、ラウンジ系自体はもともと94年

(4)「モンド歌謡」と「和モノ」の違い


00年代以降「和モノ」というダンスミュージックやクラブミュージックの邦楽レアグルーヴ系


(モンドミュージック系数曲

34 「 Nocturnal 」 エスキヴェル 収録アルバム 『 Space Age Pop: Easy Listening Lounge Greats, Vol. 3 』
35 「 Twilight Time 」 The Three Suns 収録アルバム 『 The Three Suns Present 』
36 「 Autumn Leaves 」 The Three Suns 収録アルバム 『 Twilight Time 』
37 「 Autumn Nocturne 」 The Three Suns 収録アルバム 『 Soft And Sweet 』
38 「 Suzukake No Michi (Platanus Road) [Remastered] 」 The Three Suns 収録アルバム 『 The Three Suns in Japan! (Remastered) 』
39 「 Opening Theme 」 The Three Suns 収録アルバム 『 Live In Japan 』
40 「 Introduction 」 The Three Suns 収録アルバム 『 Live In Japan 』
41 「 Tiger Rag 」 The Three Suns 収録アルバム 『 Live In Japan 』

あとがき

ここでは9月のプレイリストということで秋に聴きたいアイドル歌謡曲をメインに、つなぎでモンド・ミュージックの入門的なムード音楽やエキゾチカなどを少々スパイスとして和えてみました。
※モンドミュージックは本来もっと濃い味なので比較的薄味を心掛けたつもりです(;^_^A)定番曲やヒット曲はもちろん名曲揃いですがこうしたスパイスで味変して楽しむのも楽しいですよ。ではこたまんど(らたまいしゅう)。

定番曲やヒット曲はもちろん名曲揃いで管理人もカラオケでは皆が知ってる懐メロで盛り上がるのが大好き(ちなみに毎週日曜お昼のNHKのど自慢はほぼ欠かさずみてます笑)。

ただ、プレイリストはそもそも自分の場合ほとんどスマホをヘッドフォンで一人で聴くのがふつう。
一人で聴くプレイリストとなると、まず女性歌手の声で癒されたい、でもいつも定番曲だけ並べてると正直飽きることも(なにせ中学時代から聞いてますから笑)、ということで例えば効果音や今回のモンドミュージックのようなスパイスで味変して愉しみたくなる次第。

(ちなみに、癒し効果としてはもちろん女性歌手の前に自然音やヒーリングミュージックやアンビエントもあるでしょう。自分はとくに鳥の鳴き声が好きで、個人的に女性歌手の歌声は小鳥のさえずりの一種だと勝手に解釈しちょります笑。)

まあ自分たちの子供の頃はドリフやベストテンなどテレビの音楽番組で登場する女性アイドル歌謡曲に夢中になるのはみんな一緒。CMソングなどはイメージとともに脳裏に焼きついてる。

(ここでは取り上げませんが男性歌手は渋めが好み。もう小学生のドリフでひげダンスや石川のおじさんのタイコでリズムや今でいうグルーヴの原体験をし、中学時代に永ちゃんで産湯をつかり高校時代からサザンソウルやブルーズ、学生時代に俺節で演歌にめざめ、社会人でレアグルーヴからキューバやアフロなど…という音楽遍歴のリスナーなのでざっくりいえば土っぽい土着系?みたいな音楽が好み。

…とまあ、スウィートな女性ポップスとソイルう(そうい^^;)男性リズム隊などが好きなので、こんなブログになってるわけですが(まあ能書きはいいか)。

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