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1966年ヒット曲(昭和41年邦楽)【月別】

1966 昭和41年 邦楽 1960年代音楽

1966年(昭和41年)6月29日~7月3日「ビートルズ来日公演」協同企画(現・キョードー東京)永島達司
ビートルズ来日公演日程
来日1日目:1966年(昭和41年)6月29日(午前3時39分※台風によりフライト遅れ)ビートルズ来日(羽田空港)日航機412便(松島)、午後3時記者会見(於:ヒルトン東京)
来日2日目:1966年6月30日木曜日:夜1公演(夜の部:午後6時半開演)
来日3日目:1966年7月1日金曜日:昼夜2公演(昼の部:午後3時開演 夜の部:午後7時半開演)、
来日4日目:1966年7月2日土曜日 昼夜2公演(昼の部:午後3時開演 夜の部:午後7時半開演)
来日5日目:1966年7月3日日曜日午前10時44分)離日(フィリピンへ)

ビートルズ来日公演曲名セットリスト(全公演同じ)
1.「ロック・アンド・ロール・ミュージック(Rock And Roll Music)」
2.「シーズ・ア・ウーマン(She’s A Woman)」
3.「恋をするなら(If I Needed Someone)」
4.「デイ・トリッパー(Day Tripper)」
5.「ベイビーズ・イン・ブラック(Baby’s In Black)」
6.「アイ・フィール・ファイン(I Feel Fine)」
7.「イエスタディ(Yesterday)」
8.「彼氏になりたい(I Wanna Be Your Man)」
9.「ひとりぼっちのあいつ(Nowhere Man)」
10.「ペイパーバック・ライター(Paperback Writer)」
11.「アイム・ダウン(I’m Down)」

ビートルズ来日公演前座公演(日本のポピュラー音楽ミュージシャン共演による初の武道館公演)
出演:初日・2日目:ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルージーンズ、尾藤イサオ、内田裕也、桜井五郎、いかりや長介とザ・ドリフターズ(6月30日7月1日のみ)、望月浩
来日2日目:1966年6月30日木曜日:夜1公演(夜の部:午後6時半開演)
※ほぼ7月1日と同じプログラムとのことだが詳細不明

来日3日目:1966年7月1日金曜日:昼夜2公演(昼の部:午後3時開演 夜の部:午後7時半開演)

1966年7月1日 ザ・ビートルズ日本公演前座(日本武道館)🎁
(0:00 – 2:15)開演アナウンス
(2:16 – 3:15)司会 / E・H・エリック
(3:16 – 5:37)「ウェルカム・ビートルズ」(作詞:安井かずみ、作曲:井上忠夫)演奏:ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルージーンズ、桜井五郎※ギター、内田裕也、尾藤イサオ
(5:38 – 7:00)「Long Tall Sally(邦題:のっぽのサリー)」(リトル・リチャード)」演奏:ザ・ドリフターズ
(7:01 – 9:19)「ダイナマイト(クリフ・リチャード&シャドウズ)」演奏:尾藤イサオ
(9:20 – 12:07)「朝日のない街(アニマルズ)」 内田裕也、ブルージーンズ(3Gt,1Dr.)
(12:08 – 13:49)「恋にしびれて」望月浩、ジャッキー吉川とブルーコメッツ
(13:50 – 15:28)「キャラバン」ブルーコメッツ&ブルージーンズ
※工藤文雄ドラムソロ→ジャッキー吉川ドラムソロ→キャラバンの演奏

7月1日ビートルズ来日前座共演日本人ミュージシャン:
〇ジャッキー吉川とブルーコメッツ:
・ジャッキー吉川ドラム
・三原綱木ギター(リードギター、みはらつなき※のちの紅白司会等で有名)
・井上忠夫テナーサックス(Sax、井上大輔※ガンダム『哀戦士』等で有名)
・高橋健二ベース(リズムギター)
・小田啓義エレクトーン
〇ブルージーンズ
・鈴木八郎エレクトーン
・岡本和夫ギター
・工藤文雄ドラム
・石橋志郎ベース
・安達勝ギター
〇桜井五郎(ギター※歌手だがギターで参加)
〇内田裕也※1964年に尾藤イサオ氏と『ロック、サーフィン、ホットロッド』を発表。当日はビートルズに敬意を表し珍しいスーツに73分けスタイルもカッコいい。
〇尾藤イサオ※ビートルズ来日ということでUKロックヒット曲を熱唱。
〇ザ・ドリフターズ
・仲本工事ボーカル・ギター
・いかりや長介ベース
・高木ブーギター
・加藤茶ドラム
・荒井注ギター(※本来はキーボード担当)
※ドリフの舞台はわずか1分。ハードな条件下で、間奏では荒井注と高木ブー、曲終りには加藤茶「バカみたい」いかりや長介さん「退散」などコミックバンドらしい演出で観客を和ませた。日本コミックバンド史における稀代の名演。
〇望月浩※当時18歳の新人ロカビリー歌手

※事前に予定されていた前座の持ち時間は1時間だが短縮?7月1日前座演奏時間約15分半。モニター等も無しの悪条件。武道館でのポピュラー音楽のコンサートは初。(備考)※武道館一番最初に行われた外国人音楽家のコンサート:1965年7月13日レオポルド・ストコフスキー指揮日本フィルハーモニー交響楽団コンサート

1966年7月2日土曜日 昼夜2公演(昼の部:午後3時開演 夜の部:午後7時半開演)※前座:ドリフは出場せず※7月2日ビートルズ公演は当時16歳の志村けん氏も観覧

・到着した時にメンバー全員がはっぴを着てタラップを降りた
・宿泊先:当時の東京ヒルトンホテル(現キャピトル東急ホテル)最上階のプレジデンシャル・スイートに宿泊
・ビートルズ唯一の日本でのツアー

ビートルズの日本滞在時間:約103時間5分
(来日時スケジュール)
6月29日(水)午前3時39分:羽田空港に到着。
6月29日(水)午後3時15分:東京ヒルトンホテルにて記者会見
6月30日(木)公演1日目 1公演(夜の部のみ)
7月1日(金) 公演2日目 2公演(昼の部、夜の部)
7月2日(土) 公演3日目 2公演(昼の部、夜の部)
7月3日(日) 午前10時44分:日本離陸(フィリピンへ)

(参考記事)
・「ビートルズ来日公演はいつ? 曲目や前座の日本人アーティストや日本滞在時間など」The Beatles Infographic🔗
・【スピリチュアル・ビートルズ】共同通信社、
1966年ビートルズ日本武道館公演の前座(上)尾藤イサオさんと内田裕也さん🔗
1966年ビートルズ日本武道館公演の前座(中)ザ・ドリフターズとブルージーンズ」桑原亘之介、共同通信社、2023年1月13日🔗
・「51年前の今日、ビートルズが初来日。武道館公演の全曲完全解説」川瀬泰雄、大人のMusic Calendar、2017年06月29日🔗 、ほか

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