【11月】1980年ヒット曲「風は秋色」松田聖子など(デビュー真田広之など)。
1980年(昭和55年)11月ヒット曲「風は秋色」松田聖子、「ダンシング・シスター」ノーランズ、など
1980年11月デビュー:真田広之、原めぐみ、松平健、ルースターズ、など
昭和55年11月ヒット曲(月間シングル1位)「風は秋色/Eighteen」松田聖子
以下、日付順にこの月のヒット曲やデビュー曲をふりかえります。
- 1980年11月1日デビュー(バンド)ルースターズ「ロージー」
- 1980年11月1日デビュー:真田広之「風の伝説」
- 1980年11月3日ヒット曲「風は秋色/Eighteen」松田聖子
- 1980年11月5日デビュー 松平健「夜明けまで」
- 1980年11月6日ヒット曲「ハッとして!Good」田原俊彦
- 1980年11月10日ヒット曲「風は秋色」松田聖子
- 1980年11月13日ヒット曲「ハッとして!Good」田原俊彦
- 1980年11月17日ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
- 1980年11月19日 山口百恵さんと三浦友和さんが御結婚
- 1980年11月20日ベストテン「風は秋色」松田聖子※「さよならの向こう側」山口百恵さん最後のランキング入り
- 1980年11月24日ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
- 1980年11月25日デビュー原めぐみ「ボーイハント」
- 1980年11月27日ベストテン
- まとめ
- 1980年11月ヒット曲(まとめ)
- 1980年11月デビュー(まとめ)
1980年11月1日デビュー(バンド)ルースターズ「ロージー」
1980年11月1日デビュー(バンド)ルースターズ「ロージー」
1980年11月1日発売「ロージー(Rosie)」ザ・ルースターズ(1stシングル、日本コロムビア)デビュー。
ルースターズ(THE ROOSTERS)は福岡県北九州市出身のバンド。
収録アルバム:
1980年11月25日発売『THE ROOSTERS』THE ROOSTERS
Nippon Columbia Co., Ltd./NIPPONOPHONE
2023年11月ザ・ルースターズYouTubue公式チャンネル公開&サブスク全曲配信!
1980年11月1日デビュー:真田広之「風の伝説」
1980年11月1日デビュー 真田広之「風の伝説」
※ご存じJAC(Japan Action Club)出身のアクション俳優で現在は国際的な俳優としても活躍中の真田広之さんの歌手デビュー曲。
1980年11月3日ヒット曲「風は秋色/Eighteen」松田聖子
1980年(昭和55年)11月10日週 週間シングル1位:
1980年10月1日発売「風は秋色/Eighteen」松田聖子(3rdシングル)
※シングルレコード(ep)が欲しくなった方はヤフオクなどで探してみてください 🙂
(参考動画)🎁
<PR>1968年11月から1990年10月放送フジテレビ伝説の歌番組『夜のヒットスタジオ』傑作選がスカパー!「フジテレビTWO」にて絶賛配信中(詳しくはリンク先ページをご参照) ※『夜のヒットスタジオ』1980年11月17日第627回多岐川裕美さん1980年11月24日第628回近藤真彦が夜ヒット初登場! 🙂
1980年11月5日デビュー 松平健「夜明けまで」
1980年11月5日デビュー「夜明けまで」松平健(作詩:山川啓介、作曲:堀内孝雄、編曲:青木望、ポリスター/テレビ朝日ミュージック※『走れ熱血刑事』主題歌):ご存じ『暴れん坊将軍』マツケンサンバでおなじみの松平健さんデビュー曲。刑事役の健さんも渋い歌もイカす!
1980年11月6日ヒット曲「ハッとして!Good」田原俊彦
1980年11月6日第145回『ザ・ベストテン』
1位「ハッとして!Good」田原俊彦
2位「風は秋色」松田聖子
3位「パープルタウン」八神純子
4位「さよならの向こう側」山口百恵
5位「酒場でダバダ」沢田研二
6位「私はピアノ」高田みづえ
7位「How many いい顔」郷ひろみ
8位「人生の空から」松山千春
9位「サンタマリアの祈り」西城秀樹
10位「恋人よ」五輪真弓
(参考文献)『ザ・ベストテン』山田修爾著、ソニーマガジンズ、2008
※管理人コメント:1980年(昭和55年)の歌謡曲といえば多くの方に70年代女性昭和アイドル山口百恵さん(百恵ちゃん)と80年代を代表する松田聖子さん(聖子ちゃん)田原俊彦さん(トシちゃん)の世代交代も話題に。そんな世代交代の具体的な事例ともいえそうなのがこの昭和55年11月6日放送『ザ・ベストテン第145回』など1980年秋の歌謡曲ヒット曲チャート。
1980年10月芸能活動を引退された山口百恵さんはすでにTV出演はなし。視聴者からのリクエスト葉書(余談だが初の本格的な音楽ランキングTV番組『ザ・ベストテン』と山口百恵さんとのエピソードとしては1977年から1978年の番組立ち上げ時にも人気絶頂だった山口百恵さんの当時のヒット曲も惜しくも11位と12位だったため出演なし。
現役歌手として最後のテレビ生番組出演:1980年10月13日放送『山口百恵スペシャル ザ・ラスト・ソング』(日本テレビ『NTV紅白歌のベストテン』特別番組)。
1980年11月10日ヒット曲「風は秋色」松田聖子
1980年(昭和55年) 11月3日週「風は秋色/Eighteen」松田聖子
収録アルバム:
1980年12月1日発売『North Wind』松田聖子(2ndアルバム)
(参考リンク)曲目はSonyMusic公式ディスコグラフィー参照
<広告>『North Wind』松田聖子 CD・LP(中古など)関連商品取り扱いECサイト参考リンク(amazon.co.jp)(タワーレコードオンライン)
❤松田聖子さん公式YouTubeチャンネルも絶賛公開中(参考リンク)❤
🔗松田聖子オフィシャルYouTubeチャンネル
1980年11月13日ヒット曲「ハッとして!Good」田原俊彦
11月13日
ハッとして!Good
田原俊彦
風は秋色
松田聖子
パープルタウン
八神純子
私はピアノ
高田みづえ
酒場でダバダ
沢田研二
セクシー・ナイト
三原順子
恋人よ
五輪真弓
さよならの向こう側
山口百恵
人生の空から
松山千春
ふたりの夜明け
五木ひろし
※管理人(子供)当時小学生だった頃は毎週ベストテンで何が1位になるかみんなワクワクハラハラして観ていた。木曜夜のベストテンを観てないと次の日学校で話題に入れなかった?
※管理人(大人)コメント:お気づきかと思うが当時のヒット曲をシングルチャートと『ザ・ベストテン』視聴者ランキングで比較すると聖子ちゃんの「風は秋色」とトシちゃんの「ハッとして!Good」が共にいい意味でのトップ争いをしていたことが読み取れる。シングル1位は売上ランキング、ベストテンは視聴者のリクエスト葉書。つまり指標の違いはあるがどちらも視聴者のシングルレコード購入や集計の膨大な手作業を伴う物理的な実測データ。(実は管理人はあまりランキングに重きを置いていない。というのは個人的にはランキングに埋もれた隠れた名曲もたくさんあるのでランキングはあくまで豊かな歌謡曲の名曲の氷山の一角でしかないという持論があるためだが。それはさておき。否そんな管理人ですら。)歌謡曲黄金時代の80年代頃のランキングは多くの人の手によって積み重ねられた重みのあるランキングだと思う。
1980年11月17日ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
1980年11月17日週間ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
※ノーランズ(Nolans)はイギリス(アイルランド)出身の5人組女性グループ。
80年当時のサーファー・ディスコブームなどを背景に日本で大ヒット。
なぜ唐突に外タレしかも英国や地元でも前年冬にスマッシュ・ヒット(1979年12月UK3位)はしたものの1位とはならなかった曲(いい意味でわりと・・・正直かなりベタな曲)が日本でヒットしたか?個人的には当時の日本の「洋楽」あるあるで個人的にも日本らしくて微笑ましく好きなエピソード。(例えば日本の歌謡曲でもインドネシアでは五輪真弓さんの「心の友」が「恋人よ」より人気がある。そんなお国柄を偲ばせるような「洋楽」あるある的ローカルギャップは面白い。)
だがイギリスからすると多少めずらしいことだったようだ。
「1979年12月、グループ(The Nolans)はディスコ風味のシングル「アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ダンシング」をリリース。これが彼らの最も有名な曲となり最大のヒット曲となった。 イギリスでは3位、母国アイルランドでは2位、そして日本では1位[1]となり、西洋のアーティストとしては珍しい出来事となった。 このシングルは最終的に日本で60万枚以上売れた[20]。(出典)英語版Wikipedia-The Nolansより抜粋・筆者仮訳
In December 1979, the group released the disco-flavoured single “I’m in the Mood for Dancing”, which became their best-known tune[18] and biggest hit. It reached number 3 in the UK,[17] number 2 in their native Ireland[19] and number 1 in Japan,[1] a rare event for a Western act; the single eventually sold more than 600,000 copies in Japan.[20]」(Source)Wikipedia-The Nolans
これはあくまで筆者の推論だがおそらく日本でヒットした原因は1980年10月27日『夜のヒットスタジオ』第624回で来日初登場「I’m in the Mood for Dancing(ダンシング・シスター)」を披露したことがキッカケだろう。おそらく 週間1位につながったのもこの辺からの影響か。
ちなみに同回夜ヒットにはレイフ・ギャレット「New York City Nights」も初出演。
この曲は…あの11月ヒット曲の原曲。
(突然ですがここでクイズ!(笑)このニューヨークシティナイツをカバーした昭和アイドル歌謡曲のヒット曲とは?(答えはこちら「1980年6月ヒット曲・デビュー」の記事をご参照 🙂
1980年11月19日 山口百恵さんと三浦友和さんが御結婚
1980年(昭和55年)11月19日 山口百恵さんと三浦友和さんが御結婚。
東京都港区の霊南坂教会で結婚式を挙げた70年代を代表する青春スタア百恵&友和コンビの爽やかなご入籍。
昭和から平成・令和も語り継がれる日本歌謡界屈指の「愛のメモリー」。
仲秋の「季節の中で」多くの方の記憶に残る。
「秋桜(コスモス)」さえ霞む当時二十歳の美しすぎる百恵さんの門出。
11月の「いい(11)」日にお嫁に「行く(19)」百恵さん友和さんご両人の人生の「いい日旅立ち」。
日本のどこかで秋の日をめぐる美しき人生に想いをはせる。
日本人の琴線にふれる昭和スタアの結婚記念日。
(参考記事)時事ドットコムニュース今日は何の日?「1980年11月19日山口百恵さんと三浦友和さんが挙式」ほか多数(参考リンク)🔗「1980年 百恵 結婚」※Google検索結果へリンク
1980年11月20日ベストテン「風は秋色」松田聖子※「さよならの向こう側」山口百恵さん最後のランキング入り
11月20日
風は秋色
松田聖子
ハッとして!Good
田原俊彦
セクシー・ナイト
三原順子
パープルタウン
八神純子
恋人よ
五輪真弓
私はピアノ
高田みづえ
酒場でダバダ
沢田研二
人生の空から
松山千春
さよならの向こう側
山口百恵
サンタマリアの祈り
西城秀樹
※とうとうベストテンでも聖子ちゃんが1位獲得。前月(1980年10月)引退した百恵さん「さよならの向こう側」が静かにランキングから幕を引く様は昭和アイドル歌謡曲の70年代終焉の余韻と80年代世代交代の劇伴として晩秋の風情すら。
1980年11月24日ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
1980年11月24日週間ヒット曲「ダンシング・シスター」ノーランズ
1980年11月25日デビュー原めぐみ「ボーイハント」
1980年11月25日デビュー 原めぐみ「ボーイハント」
1980年11月27日ベストテン
11月27日
風は秋色
松田聖子
ハッとして!Good
田原俊彦
セクシー・ナイト
三原順子
恋人よ
五輪真弓
人生の空から
松山千春
パープルタウン
八神純子
私はピアノ
高田みづえ
赤いアンブレラ
もんた&ブラザーズ
酒場でダバダ
沢田研二
愛はかげろう
雅夢
※管理人コメント:美しい。なんと見事な余韻か。飛ぶ鳥は後を濁さず。白鳥の飛来と入れ替わるように日本の歌姫はとうとう最後の歌謡曲ランキングとなった前週1980年11月20日を最後にベストテンから立ち去っていかれた。あゝ百恵さん(当時まだ二十歳)あなたは永遠の日本の歌姫です。
もうひとつ特記しておきたいのはベストテン3位の三原順子さん。
1980年の世代交代では聖子ちゃんがもちろん話題に上がるが実は山口百恵さんがバトンを受け渡したもう一人のアイドル歌手は同郷の三原順子さんだっという逸話も。私よりもずっと綺麗よ、というのは謙遜としか感じられないわけだが。順子さんの美しさも当時アイドル女性歌手でも際立っていた美貌の持ち主というのも事実。3年B組…でブレイクした「ツッパリ路線」のイメージがあったことも実は百恵さんとも被る。そんな世間の期待にも応えて役割を演じつつ、様々な音楽性や奥深い歌の世界を開拓していった。順子さんにもぶりっ子アイドルっぽいポップス曲やシティポップ調のおしゃれなダンサーのレパートリーも増えるがブレイク当時の風評イメージが壁になるのはどの時代も素朴なお茶の間的市民感情とアイドル歌手としてデビューした一人のアーティスト活動との毒にも薬にもなる「イメージ」なのかもしれない。
1980年11月ヒット曲邦楽・1980年11月デビュー
(記事トップに戻る)
まとめ
1980年11月出来事
11月19日 – 山口百恵と三浦友和が結婚
1980年11月ヒット曲(まとめ)
1980年(昭和55年) 11月ヒット曲( 週間シングル1位)
1980年11月3日、11月10日「風は秋色/Eighteen」松田聖子
1980年11月17日24日「ダンシング・シスター」ノーランズ
1980年11月デビュー(まとめ)
1980年11月デビュー
1980年11月1日デビュー 真田広之「風の伝説」
1980年11月5日デビュー 松平健「夜明けまで」
1980年11月25日デビュー 原めぐみ「ボーイハント」
1980年11月25日デビュー ルースターズ「ロージー」