※ちなみに、「speed body & soul 元ネタ」がネットで多少話題になってるようだが。まず楽曲の元ネタは「Le Freak」Chic(邦題「おしゃれフリーク」シック。1978年9月21日発売ディスコ名曲ですな。シックという名のとおりサウンドはエレガンスだがナイルロジャースの有名なギターのカッティングはファンクの要素もあり78年発売当時から世界中で大流行。ただこの曲は世界的にもダンス洋楽超定番曲でヒップホップのサンプリングネタ超定番(少なくとも100曲以上はクレジット)。その他にもギターマガジンなどでもファンク系のカッティングの定番教材だし使われている歌謡曲やJ-POPなどは数えきれないほど(ダンス系だけでなくおそらくロック系でもにたようなフレーズはあるだろうし)。というわけで和モノでは超定番のすれネタでよくあるパクリ云々という話にはならんですな。(※和モノ(邦楽レアグルーヴ)レアグルーヴとは「歌謡曲など邦楽の踊れる隠れた名曲」、グルーヴとは「ノリ」。)
★元ネタ云々より管理人的にはプレイリストでこの2曲をよくツナギで使うのは「Body & Soul」を踊ってからそのままよくギターのカッティングを聴いてそのリズムに合わせてポッピン(popping)やロッキン(英語 Locking)などのストリートダンスを踊るのにいいかなと。「Body & Soul」に限らずJ-POPは振付付きダンス(複合的なダンススタイル:さまざまなストリートダンスのスタイル+独自考案振付)。J-POPダンスの振付例では夏まゆみ先生考案「Fun-Keyダンス」など。夏先生も昔は米国ダンス留学もしてストリートダンスばりばりだったわけですがファンキーダンス(80年代までのストリートダンスの呼び方)のムーブのキーとなる部分をシンプルに抽出し楽しく踊ろう!というコンセプトでモー娘。の振付などに用いていた夏先生メソッド。※参考動画は関連記事参照(
夏先生に限らず今や優れた振付師の先生方が大勢ご活躍なのは皆さんご存じのとおり。
一方、ダンススクールでは沖縄のアクターズスクールだけでなく一般的には洋楽ダンス曲がレッスンに使われることが多い。(今はJ-POPもふえてるかな?)。日本のストリートダンスは60年代ソウルディスコではじまりディスコでは基本洋楽ダンス曲(多少邦楽曲かかるが全体の1割程度)だったので先生方が踊ってきた曲も洋楽メイン。
ただ、普通に夏フェスやビーチで盛り上がるといえばやはりJ-POPですよね。というわけでこのプレイリストではそんな夏のJ-POP定番ダンス曲に多少それぞれのダンススタイルの有名曲を並べてみるという感じ。
そこから洋楽ダンス曲を踊るときには、例えばそのJ-POP曲と同じダンスのジャンルなりまたはその一部のダンススタイルの曲だったり、すると踊りやすいかと。ツナギ的にはハウスダンスならほぼ4つ打ちのノリなので同じBPMだったりテンポだけ注目されがちだが。ストリートダンスのツナギではBPMやサウンドもさることながらやはりダンスのスタイルが近いほうがノリやすいかな、と。おしゃれフリークなどは上でもふれたようにディスコはもちろんヒップホップ系にもツナギやすいので「Body & Soul」からそのまま90年代J-POPとかスピードの別曲などはもちろん聴いたりカラオケで歌いたいプレイリストなら別に「何この洋楽」的なダンス曲とかはさまないほうが聴きやすいかもですが😅いちおうここはダンス曲プレイリストなのでJ-POPの合間にいろんなダンススタイルの割とベタな定番曲(大ネタ)をつないどりまする。★
それからここではダンス曲としての楽曲メインなので蛇足ながら。歌詞も云々されているようだがそんなのわかって当然の隠喩的シゲキをちらつかせつつ健康的で前向きな元気はつらつの若さを表現しているわけで。いまさらエロくないですか?とか騒いでいるのをみるとなんだかなぁと楽しくなります(笑)いやまじで思春期の自分だったらと気持ちはわかるよ。でもきっとそんな質問してたみんなも大人になったら、あゝそんなこともあったっけと中二病の甘酸っぱい思い出になるかも🙂)とにかくいろんな角度から楽しめる90年代J-POPを代表する夏のダンス名曲だよね❣