ジャズっぽいJ-Pop(Jazzy J-Pop)12月冬うた女性歌手
12月プレイリストJazzy 1(1)女性J-Pop冬ソング:
12月に聴きたいユーミンなど女性J-Popの冬歌定番曲のジャズっぽいカバーなど。
東京タワーソング(1):Glow of Tokyo(東京タワー公式ユニット)、葛谷葉子
(プレイリスト曲名)
「東京タワーは夜の7時(仮)」12月 プレイリスト(曲名)
1 「Tower of Dream」 Glow of Tokyo
2 「シンデレラ・エクスプレス」 松任谷由実
3 「Tokyo Tower」 葛谷葉子
4 「12月の街」 具島直子
5 「Your God」 高田みち子
6 「Tank’s Lament (Instrumental)」 Booker T. & The M.G.’s
7 「ビフォー・ドーン」 akiko
8 「Lofi Christmas」 Max Wilman
9 「12月の雨」 naomi & goro
10 「12月のエイプリル・フール」 たなかりか
11 「Lost in the Wind」 古内東子
12 「負けてなんていられない」 原田徳子
13 「Small Hours」 TOKYO GROOVE JYOSHI
ライナーノーツに代えて(プレイリスト選曲イメージ?):
※「東京タワーは夜の7時(仮)」ストーリー(1)
「あ、そうだ、東京タワーよっていこう」
東京におられてもふだんの日常では立ち寄ることも少ない東京タワー。
12月クリスマスシーズン、忙しい師走、帰省前など。東京タワー最寄り駅方面にお立ち寄りの際は少し時間をつくって少し非日常な東京の思い出作りはいかが?。
曲コメント
「Tower of Dream」Glow of Tokyo 2019
1 「Tower of Dream」Glow of Tokyo:80sレトロポップ&2010sフューチャーファンクVaperWaveなop曲は東京タワー公式HPイベントでもご紹介されてる2019年結成東京タワーアテンダントユニット「Glow of Tokyo」デビュー曲。Glow of Tokyo(グローオブトーキョー)はなんと普段は東京タワーの受付やエレベーターなどのお仕事をされている接客アテンダントスタッフによる多国籍ダンス・ボーカルユニット。
収録アルバム 『Tower of Dream – Single』
「シンデレラ・エクスプレス」 松任谷由実 1985
2 「シンデレラ・エクスプレス -Cinderella Express-」 松任谷由実
1985年11月30日発売『DA・DI・DA』松任谷由実(17thアルバム、東芝EMI)収録(7曲目/B3)。※いわずとしれたJR東海エクスプレス系CMソング(関連記事🔗冬のJR東海CM曲)。楽曲アレンジも素晴らしい。個人的には、とくにリズムのスローミディアム(推定bpm72.5)テンポだがバラードではなく揺れるようなグルーヴ。90代USニュースクール系(ストリートダンス)の先取り感すら感じる(関連記事🔗バレンタインチョコ)この名曲。この一見バブリーなシティポップが何故Jazzyかと?といえばこのスローグルーヴなリズムが90sUSニュースクールだけでなく80年代後半のUKグラウンド・ビート(Ground Beat)にも通じる気がするというのが筆者の直観(※個人の感想)。いずれにせよ松任谷ご夫妻は全部わかってる。
「Tokyo Tower」 葛谷葉子 2022
3 「Tokyo Tower」 葛谷葉子 2022年9月9日配信『Tokyo Tower – Single』※1999年8月デビュー、シティポップ/J-R&B界隈で話題になっていた女性SSWの嬉しい2020年代復活作品(新曲)。いい意味でいやみのないスムースなJ-R&B系ネオブラコン調サウンド(編曲)もかっこいい。だが、何より彼女のSSW(作詞・作曲)センスが素晴らしい。おしゃれなサウンドは時代感の気分を表すツール。「日常のふとした瞬間」を汲み上げ切り取っているのはその時代の女性のキモチ。サウンドの流行は時代で変わるが個人的には葛谷さんたち女性SSWの曲作りは70年代妙子さんらと地続きだと思う。
2022年11月23日発売『Tokyo Tower』葛谷葉子(3rdアルバム、ソニー)収録。
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「12月の街」 具島直子 1999
4 「12月の街」具島直子
1999年10月20日発売『mellow medicine』収録※90年代女性SSW。2016年以降のシティポップ・リヴァイヴァルは終わったが彼女のような素敵な女性SSWの再評価が高まったことは日本の音楽シーンの財産。
「Your God」 高田みち子 2004
5 「Your God」 高田みち子:2004年11月17日発売『Night buzz』高田みち子(3rdアルバム、Sony Music)収録。※ジャズシンガー高田みち子さん。シティポップ方面からも再評価も高い。彼女の歌声は極上の楽器。
6 「Tank’s Lament (Instrumental)」 Booker T. & The M.G.’s 『Uptight (Soundtrack from the Motion Picture) [Remastered]』※ロンドン発ピーターバラカンop曲「Time Is Tight」と同メロのチル曲。ええブラックシネマというソウルやブラックミュージックというジャンルですが何か?ジャズっぽいからいいべさ。
7 「ビフォー・ドーン」 akiko 『ムード・スウィングス』※2001年ヴァーヴ(Verve)初日本女性ジャズシンガーとしてデビュー。
8 「Lofi Christmas」 Max Wilman 『Lofi Christmas – Single』※まったりした曲調のLofi Hip Hop的つなぎ。
9 「12月の雨」 naomi & goro 『ケサランパサラン』※ジャジーなシティポップ定番曲カバー集。どれもセンスがいい。ある意味J-POPカバー曲というのは、まさにジャズ・スタンダードが生まれるプロセスと同じ。アメリカで戦前のポップスやアニソンをジャズミュージシャンがカバーしてジャズの名曲となった(例:マイルス「いつか王子様が」ディズニー白雪姫主題歌など。)ことも連想。
10 「12月のエイプリル・フール」 たなかりか 『Japanese Songbook “Winter” with Jazz standards』※原曲は1985年11月20日発売EPO(9thシングル)。たなかりかさんは尾道市ご出身で広島方面で活動中のジャズボーカリストとのこと。
11 「Lost in the Wind」 古内東子 『After The Rain』※木枯らし系女性J-POP冬うた隠れた名曲。和モノ的にもオススメ曲※※一見ケバめのダサジャケ(失礼汗)に埋もれて和モノDJも手が出しにくいだろうがジャジーなスローナンバーから女性DJのLADY-Kさん提唱でDJ MURO氏も推しの「ELEGANT FUNK」(通称エレファン?)的こみ上げ系移行時のツナギなどにもおすすめ。
12 「負けてなんていられない」 原田徳子 『Harada Noriko 1st』※推し歌手。ご存じ元C.C.ガールズ/D.D.Gapsで90年代初頭に一世を風靡した原田徳子(はらだのりこ)さんソロ曲。ジャジーな冬うたの隠れた名曲。
13 「Small Hours」 TOKYO GROOVE JYOSHI 『TOKYO GROOVE 2 – EP』※推しグループ。女性インストFUNKバンド。Jazz FunkだろうがElegant FunkだろうがGrooveがあれば。新曲でないかな。