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【秋の歌】80年代 女性ポップス【10月ソング】

秋の歌80年代10月女性ポップス 秋の音楽

1981年10月秋の歌80s女性歌手

1981年(昭和56年)10月 ヒット曲
※オリコン週間シングルチャート第1位
10月 5日 ハイスクールララバイ(イモ欽トリオ)
12日・19日 ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦)
1981年10月26日付「風立ちぬ」松田聖子

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1981年10月 松田聖子 風立ちぬ

1981年10月26日付※オリコン週間シングルチャート第1位:
1981年10月7日‎発売「風立ちぬ」松田聖子(作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一、編曲:多羅尾伴内/ストリングスアレンジ:井上鑑、7thシングル、CBSソニー)タイアップ:グリコ「ポッキー」CMソング。

※まあ編曲多羅尾伴内(大瀧詠一さん別名)や何気に井上鑑(いのうえあきら)がストリングスアレンジ参加されていて日本版ウォールオブサウンドの極致…云々のレココレ的解説は耳タコなんで省略しておこう。
それより、ここで語りたいのは聖子ちゃんのヴォーカルの素晴らしさ。デビュー後1年で備わる艶やかさ。もちろん曲全部など触れたらきりがないので冒頭だけ。
とくに「たぁびぃびぃとぉー」のびの発音がBではなくVという点にお気づきだろうか。(より正確に言うと「たぁび(b)ぃヴ(v)ぃとぉー」と旅のびはb、人のびはvと歌い分けている。個人的にはここに聖子ちゃんなりの「び(V)」の美学すなわちヴィ学を感じるのである。この点だけで艶っぽい。※諸説あり(意識的か無意識かそんなことは聖子さんに聴かないとわからない。不正確かもしらん。だがワシはそう思う。これは無責任な個人の感想なのでこれでいいのだ。(;^_^A)
(ちなみに誤解なきよう補足しておくがここでいう「艶がある」とは山田洋次監督と吉永小百合さんの番組をみて「僕たち昔、よく“映画には艶がある”っていう言い方をした。」というエピソードからお借りしている。)

清純な声質のなかでも80年のヒット曲より何となく「艶がある」としか言いようのないえもいわれぬ秋の情感が込められている気がする。

「風立ちぬ」を名曲たらしめている要素は多くあるが、やはり聖子ちゃんの歌の技量こそ、この曲が秋の名曲として成立させている最大の核心かと思う。

…というわけで今回はとりあえずここでお開き。

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