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(英語・語楽)洋楽で英語を学習するコツ(1)孔子の論語 学而一説

語楽(語学+音楽) 英語・語楽(語学+音楽)
英語・語楽(語学+音楽)

洋楽を英語学習教材に取り入れるにはコツがあります。

洋楽は、(ふだんは「JPOPでも十分楽しめるけどね」と思ってる方でも、)英語の勉強という課題を思い出すと、避けては通れないジャンル。

というより、せっかく英語を学習するなら、洋楽にも良い音楽がたくさんあるので、楽しみながら英語を学びたいですよね。

「学習」とは学びて習うこと。すなわち「学び(インプット)」と「習い(復習)」。

孔子の論語の名言で勉強について「学習」にふれた学而(がくじ)の有名な一節があります。

“「學びて時に之を習ふ、亦說ばしからずや。」”

(読み方:学(まな)びて時(とき)に之(これ)を習(なら)う亦(また)説(よろこ)ばしからずや。)
(意味:学んだことを、時に応じて反復し、理解を深める、これもまた楽しいことではないか。)

英語学習に洋楽を英語教材として使うには、この孔子の学び(インプット)と習い(復習)という考え方が重要だと私は考えています。

英語学習における洋楽の扱いには諸説あります。
洋楽をただ聞き流すだけでは英語学習にはなりません。

孔子の教えにならいつつ、私(管理人)なりに解釈すれば・・・。

洋楽をきっかけに英語にふれ、さらに気に入ったフレーズや英単語を自分で調べる。これが学び(インプット)。

さらに、それをいかに反復して定着させるか。好きな洋楽のフレーズを口ずさむ。これが習い(反復)。

もちろんカラオケで洋楽を練習されるツワモノもいらっしゃるかもしれませんね。


一般的な英単語や英会話でも「口に出して言う」「何度も繰り返して言う」事は大切とされています。

ただ、個人的にも単に英単語を繰り返したり、(相手のいない)英会話のフレーズを反復練習するのはけっこう苦痛な作業かと思います。

と、そこで!(※ケンミンショー風?💦)

「洋楽」こそ苦痛な英単語や英会話のフレーズを反復(復習)するのにとてもよいツールなのではと思うわけです。

洋楽の英語フレーズにはメロディがあります。(※後述しますが実は英会話にもブルックリン訛りなどのイントネーションがありそれもメロディの一種といえば一種。)

これが苦痛な英単語や英語フレーズの反復練習を大いに助けてくれるサポーターになるでしょう。

ただ、たんにメロディをうろ覚えで口ずさむだけでは残念ながら英語学習の効果は微妙。

(管理人も少年時代からうろ覚えの洋楽フレーズなら人一倍口ずさんできましたがそれだけではさすがに英語は一向に上達しませんでした。)

では洋楽の口ずさみと英語上達をつなげるにはどんなコツが必要でしょうか

それは上の文にもヒントをいれましたが「つなげる」こと。つまり連想もしくはリンク。

昔から洋楽を聞き流しでなくきちんと歌詞を調べるという地道な努力をされてきた方には釈迦に説法かもしれません。

「ほげほげにゃー」というよくわからないメロディが
「Who get, who get, Now!」という英語だと分かった時のイヒ!体験。
(※ちなみにこの歌詞は今筆者が考えた適当な歌詞です(笑))

こうしてヒアリングの音と歌詞の文字をリンクさせる作業。
つまり歌詞カードなどをみて聞き取れなかった音を文字とつなげるディクテーション作業。
やはりこの地道な作業がカギなんですね。

ただし!これだけでは語楽(ゴラク)的なコツにはなりません。
だってそんなのよく英語学習で聴く話だし。
語楽なんていうからにはどうしたら楽して英語が学べるのか。そこんとこどうなんだ?と突っ込みたくなりますよね。

ここで語楽的なコツをもうせば「無理しないこと」!
(まあカッコつけないでもいいんですが)

つまりいきなり歌詞全部歌うとかせめて曲の1番目ぐらいは・・・とおもいがちですが。
まずは無理しない。

あなたが一番口ずさみたいサビのフレーズだけとか。
なんとなくメロディが耳に残って気になるワードだとか。

とにかくあなたがすでにメロディは覚えてしまっている部分だけを口ずさむこと。
(ここでまじめな人は歌詞カード開くとついほかの歌詞の部分もついでに・・・とかいって辞書を引き出し、つい熱中して気がついたら、1曲まるまる和訳したったわ、ふう。)・・・と汗をかいてるかもしれません。そんなことしてたら貴重な日曜の午後も日が暮れてますね。

大事なコツは楽チン単。

もう英単語やフレーズの確認作業は1分以内。(それ以上はどうせ口ずさめないんだから無視)
この割り切りこそが語楽的なコツ。

1曲まるまる翻訳してどうせ口ずさめないでカラオケに行ったらやっぱり歌詞見ないと歌えない。
そんな悲しい思いをするより。

1フレーズ。1サビ。1歌い出し。
だけでもいいから、もう常にきちんとネイティブ発音で歌えるように反復練習すること。

これが語楽的な洋楽の英会話利用のコツ。

なぜこれが使えるか?
ビジネスパーソンの方なら海外の同僚や商談相手の方との雑談を思い浮かべてください。

(さすがに日常のビジネスシーンで1曲まるまる歌うとか絶対ないですよね?歌手の方以外)

ただ、1フレーズちらりと口ずさむというシーンは、意外とビジネスシーンでもあります。

「君はどんな音楽聞くの?」
「あ、自分はファンクが好きで」

「へえどんな曲?」
「えっとJBの〇〇〇マシーン」

「ああ、どんなやつだったっけ」
「ゲロンパ!」
(面倒なので日本語で書きましたが脳内英訳して読んでください(;^_^A

もちろん、ビートルズやカーペンターズでもよし。
1フレーズしっかり口ずさめると無味乾燥なビジネス会話にも彩りと弾みが付きますよね。


そんなわけで1フレーズ英会話口ずさみの語楽的洋楽活用のコツのお話でした。

というわけで、今回の「英語・語楽」的補足はこれにておひらき。またどこかでお会いしましょう

「英語・語楽」のコツ(その1):孔子の論語の学而一節「「學びて時に之を習ふ、亦說ばしからずや。」を頭のスミにいれておく。

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