1985年(昭和60年)の映画『ファンダンゴ』(Fandango)のサントラっぽいドライブ音楽の自作プレイリストです。
70年代洋楽ロックなどの音楽からドライブデートにも似合うドライブ音楽のおすすめ曲をピックアップ。
プレイリストのセンスや構成が気になる方にプレイリストのおすすめな作り方やプレイリストのコツもご紹介します。
1985年 昭和60年 ファンダンゴ(Fandango)作品紹介
1985年(昭和60年)の映画『ファンダンゴ (Fandango)』のサントラっぽいドライブ音楽プレイリスト?今回はファンダンゴの映画挿入歌などからおすすめ曲をピックアップしてご紹介したいと思います。
その前に少し作品のことをちょっとだけご紹介。
映画の感想
ロードムービーやコメディなにより60s70s音楽好きの方にはお薦め。あのケヴィンコスナーの初主演作。
劇場版オリジナルトレイラー Trailer
この映画、評価はまちまちだとも聞きますが…。いい映画だと思うんですよね。
私自身は、学生時代に友人たちと好きな映画ベストテンの話題になった時は必ず入れてました!
ロードムービー×コメディ×60s/70s音楽と私のツボが全部入り。
個人的にはここからどっぷり60年代70年代音楽にはまりました。
その辺の音楽好きの方にはおすすめです。
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サントラについて
ちなみにオリジナル盤サントラも2013年にCD化。こちらの内容はAmazonレビュアーさんが書き込んでくださってるのでそちらでご覧ください。この記事でご紹介した挿入歌ではなく映画音楽の方のようです。(廃盤らしいので高額です。一応ご参考まで。)<広告>
fandango original-like soundtruck めも
もしオリジナルに近いサントラを作るなら以下のプレイリストを参考にご自身で編集してお作りになるとよいかと思います。
1. We’re Going Somewhere [0:32]
http://ultimatefandango.com/info/soundtrack.htm
2. Elton John – Saturday Night’s Alright For Fighting [4:54]
3. We’ve got to dig up Dom [0:24]
4. Cream – Badge [2:47]
5. You called off your wedding [0:40]
6. Carole King – It’s Too Late [3:54]
7. Pat Metheny And Lyle Mays – September Fifteenth [7:39]
8. That car’s afflicted [1:12]
9. Classics IV – Spooky [2:52]
10. There’s nothing wrong [0:44]
11. Pat Metheny – Farmer’s Trust [6:24]
12. Here’s to us, by God [0:43]
13. Steppenwolf – Born To Be Wild [3:31]
14. Pat Metheny And Lyle Mays – It’s For You [8:14]
15. Goodbye friend [1:12]
16. Blind Faith – Can’t Find My Way Home [3:15]
こちらはfandangoファンサイトの”ultimatefandango.com”さんのサイトに掲載されていたプレイリスト。いずこのファンも似たようなこと考えるらしく彼のサイトにもサントラの問い合わせが多いとか。
The most commonly asked question sent to this site is “how can I get hold of the soundtrack?”. Well, the soundtrack doesn’t exist as far as I know, but Jon Taylor from Victoria, British Columbia has made his own by purchasing all the relevant albums and using a CD writer. The following is John’s suggested listing of the tracks, interspaced with quotes.
ditto
このサイトに送信される最も一般的な質問は、「どうすればサウンドトラックを入手できますか?」です。サウンドトラックは私が知る限り存在しません。ブリティッシュコロンビア州ビクトリア出身のJon Taylorは、関連するすべてのアルバムを購入し、CDライターを使用して独自に作成しました。以下は、引用符で挟まれたジョンの提案されたトラックのリストです。(筆者仮訳)
And the albumns needed to compile it are:
Blind Faith – Blind Faith
Her Greatest Hits – Carole King
Greatest Hits – Classics IV
Very Best Of Cream – Cream
Greatest Hits – Elton John
Jim Hall And Pat Metheny – Jim Hall And Pat Metheny
As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls – Pat Metheny And Lyle Mays
Greatest Hits – Steppenwolf
source:
Jon also sais that there are a few songs he couldn’t find: Ruben Velay Su Conjunto – El Brazo Mocho / Keith Jarrett – Spheres (7th Movement) / Los Lobos – Ay Te Dejo En San Antonio / Milton Brown And The Brownies – Taking Off.
ジョンはまた、彼が見つけることができなかったいくつかの曲があると言っています:ルーベン・ヴェレイ・ス・コンジャント-エル・ブラゾ・モチョ/キース・ジャレット-スフィア(第7楽章)/ロス・ロボス-アイ・テ・デジョ・エン・サン・アントニオ/ミルトン・ブラウン・アンド・ザ・ブラウニー-テイキングオフ。
Regarding the song Farmer’s Trust, the original version featured in Fandango is available on the 2 CD album Travels by the Pat Metheny Group. Also, Spheres by Keith Jarrett is on the CD of the same name (ECM records, abridged from the 1979 double album Hymns – Spheres).
Javier H. Moreno-Pollarolo
Oakland, California
ファーマーズトラストについては、ファンダンゴで紹介されているオリジナルバージョンは、2枚のCDアルバムであるPat Metheny GroupのTravelsから入手できます。また、Keith JarrettのSpheresは同じ名前のCDに収録されています(1979年のダブルアルバムHymns-Spheresから短縮されたECMレコード)。
ハビエル・H・モレノ・ポラロロ
カリフォルニア州オークランド
*ttp://www.ultimatefandango.com/info/soundtrack.htm
ファンダンゴっぽいドライブ音楽プレイリスト
ここでは好みの曲をピックアップ+個人的によく一緒に聴いていた曲を載せています。
さて、個人的にも思い出深いおすすめ映画がこちらファンダンゴ。
ケビンコスナーが初主演した映画でもありますね。
この映画も卒業がテーマなんです。
・・・と、このあと或る曲が続くんですが。
ついでに載せておきますね。
1969年 /Cream /Badge
この曲はアルバム「グッバイクリーム」
余談です。学生時代に初めて人前で演奏したのがこの曲でした。たしか梅田の阪急ファイブアタリだったような気が…(緊張であまり細部は覚えていませんが苦笑)
そういえば!クラプトン来日するんでしたね!みなさんチケットは確保されたでしょうか?
他にも挿入歌のおすすめ色々あるので、ざっと順不同でご紹介していきます。
Elton john – Saturday night’s alright for fighting fandango
疾走感のあるエルトンジョンのロック。
1973年 エルトン・ジョン Elton John 土曜の夜は僕の生きがい Saturday Night’s Alright for Fighting
1973 Elton Jphn – “Goodbye Yellow Brick Road” #14 Saturday Night’s Alright (for Fighting)
様々なリイシューがある。Amazonレビューなどによるとシンプルにアルバムを聴きたい人には2014年のMarcury輸入盤が音質もおすすめとのこと。
他にも紙ジャケ仕様・日本語解説版などはそれぞれメリットもある。もし小遣いに余裕があれば両方買って日本版の紙ジャケに輸入盤の中身を入れておく(笑)もしホレたアルバムならそんなマニアックなのもアリかもしれない。
Carol King / It’s Too Late
映画でキャロルキングのIt’s Too Lateが流れるシーン。
大人の本音をいうと正直今さらこのシーンの会話がどうとか曲がどうとか語る気はない。(それだけ多感な中高生の頃に聴きまくったのだ。)
それよりレトロファンと共有したいこのシーンの見どころはあの1959 CadillacのGM Delco Radioである。

キャデラックの59年式となるとリアテールの話題ばかりが取りざたされるが個人的にツボなのは57年Eldorado Broughamモデルから採用されたDelco Radioも見逃せない。
and an all-transistor signal-seeking car radio that was produced by GM’s Delco Radio and which was available as standard equipment for the 1957 Eldorado Brougham models
https://en.wikipedia.org/wiki/Cadillac
(さらにソウルファン的にはカーラジオといえば、Bluse Brotherの1974年式ダッジで助手席に転がってたカーラジオにAtlanticの文字があるのはカセットテープなのかなんなのか気になったり、清志郎さんのスローバラードのカーラジオの型番が何か、トランジスタラジオはどれ使ってたのか気になる。アキバのラジオセンターに行くときいつも誰かに聞いてみたい衝動にかられはするのだが白い目でみられそうでまだ実現していない。)
CAROLE KING IT’S TOO LATE Subtítulos Español & Inglés
ちなみに曲の方では少々音質荒いのがなんと英語の歌詞とスペイン語の歌詞までつけて下さってる動画を発見。
ところでこのキャロルキングの曲はミディアムテンポで英語の練習にもよいのではと思う。歌詞も発音も難しめなので中級者向きかもしれないが何より楽曲や詞も良いのでお手元に置いて損はないアルバムだと思う。
もちろん音楽のほうも70年代当時の人気はすごかったようで一家に一枚というようないわれかたももよく見聞きした。
色あせない佳作だと思う。
さて、ここからはファンダンゴ挿入歌ではないのです。個人的によくカセットに入れて聞いてた曲です。
Janis Joplin/Me and Boby McGee
J.Geils Band/Must of Got Lost
Little Feat / Willin’
この曲も名曲。大のおすすめなんですが…放送コードに引っかかるのでタイトルご紹介だけ。
Superstar / Carpenters
このレオンラッセルカバーは最高
Carpenters/ We’ve Only Just Begun
Pat Metheny Group – The Farmer’s Trust
ファンダンゴの挿入歌のなかでマイベストはどれかというと個人的にイチオシはこちら。
このパットメセニーさんのアルバムも当時は大ヒットでしたね。
というより色褪せない名盤だと思います。
とくに北海道辺りをドライブする時は最高。富良野や美瑛、中標津なんかでこの曲聞きながら、沈む夕日を見ていると…。
あゝ、もう言葉は要りません。
Pat Metheny Group – Travels – (CD1)#6 The Farmer’s Trust
Pat Metheny – Fandango
こちらは映画ラストのダンスシーンで使われた曲。
ファンダンゴ(Fandango)とはもともとスペイン系の民族舞踊音楽のひとつ。 伝統的に3拍子(triple metre)でギター、カスタネット、手拍子(スペイン語パルマ)を伴う。とくにフラメンコを男女ペアで踊るスタイルが有名。
(ファンダンゴの起源はスペイン・ポルトガルと諸説あり。現存する最古のファンダンゴのメロディは1705年作者不詳の”Libro de diferentes cifas de guitarra”に見うけられ、踊りに関する最古の記述は1712年のスペイン人宣教師マルティン・マルティの書簡にみられる。)
The earliest fandango melody is found in the anonymous “Libro de diferentes cifras de guitarra” from 1705, and the earliest description of the dance itself is found in a 1712 letter by Martín Martí, a Spanish priest.
https://en.wikipedia.org/wiki/Fandango#Origins
1969/Blind Face/Can’t back My way home
ブラインドフェイス
あとがき
先日、高校の合格発表のニュースが流れていました。そういえば自分も初めの受験でかなり緊張しましたね。
でもその後の春休みには映画観に行ったりして楽しかった。田舎の高校生だったので、当時は映画行くのも立派なお出かけでした(笑)
折しも卒業式ソングを選んでいたりしたら、個人的な思い出がよみがえり、こんな映画を思い出しました。
春休みがある方はどうぞ楽しんでください。
春休みがない方ももちろん楽しみましょう。
陽気が良くなる春から初夏にかけて、気分だけでもファンダンゴしながら?ドライブでもなさって楽しめるといいですね☻
いずにせよみなさまどうぞよい週末を。