4月の不安定な天気にあいそうなプレイリスト。
ビビアン・スー「タイミング ~Timing~」、bird、比屋定篤子、Nanaco、中森明菜、ミズノマリ、松田聖子さんら女性アーティストを選曲。(+雨や踏切の効果音など)
4月プレイリスト(選曲リスト)
4月プレイリスト「四月 曇りのち春の雨」(仮)
- intro 〜bird’s nest〜 – bird
- タイミング ~Timing~ – ビビアン・スー
- まわれ まわれ – 比屋定篤子(Atsuko Hiyajo)
- Oh Baby – GREAT3
- エイプリールフール Nanaco
- APRIL STARS(エイプリル スターズ) – 中森明菜
- ambient rain sound – professor deep sleep
- 春の嵐 – 大貫妙子
- 雨の思い出 – 福原希己江
- 春の嵐 – ミズノマリ
- 踏切 – 効果音
- 赤いスイートピー – 松田聖子
…and more
※曲目は一部追加もしくは変更の可能性がございます。
プレイリスト(視聴用)
ご視聴用にサブスク(音楽配信サービス)で自作プレイリストをこしらえました。お好みでご視聴ください。
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※amazon music unlmitedのプレイリストだけ最初に選曲作業用で使っていたので候補曲などで曲数が多くなっています。後半は曲順未定ですがどうぞあしからず(;^_^A
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april stars 中森明菜
1985年4月3日「APRIL STARS」中森明菜(作詞:吉田美奈子 作曲:吉田美奈子 編曲:椎名和夫)収録アルバム『BITTER AND SWEET』(8thアルバム/7thスタジオアルバム)
※中森明菜さん4月ソングの名曲。作詞作曲吉田美奈子さん。これだけでなぜ筆者が推すかお判りいただけると思う。だが、この曲は参加ミュージシャンもすごい。アルバム全体の参加ミュージシャンは詳ウィキペディアなどにも記載されているが、ここでは本曲に絞って列記してみよう。
・金山功:パーカッション (M-10)
・青山純:ドラムス (M-10)
・岡沢章:ベース (M-10)
・椎名和夫:ギター (M-10)、コーラス (M-10)
・数原晋:トランペット (M-10)
・山川恵津子:コーラス (M-10)
・鳴海寛:コーラス (M-10)
まずリズム隊で特記しておきたいのはパーカッション金山功(かなやま・いさお)さん。
1969年頃からスタジオミュージシャンとして、純邦楽、ポップスなどで約169枚以上のアルバムに参加されているスタジオミュージシャン。数々の名盤に参加されてるが、例えば和モノでは1976年三橋貴風(みつはし きふう、尺八奏者)・山屋清(やまや・きよし、編曲)『尺八海の詩』などの海の詩シリーズ。1977年大野雄二『人間の証明』。1979年宮川泰『宇宙戦艦ヤマト』など。圧巻は80年代。シティ・ポップスなど年間約10枚強つまり月一ペースで数々の名盤に参加。レコード会社の垣根を越えて、日本のポピュラー音楽作品を支えてこられた名スタジオ・ミュージシャン。(参考)▲-Isao Kanayama
青山純(あおやま・じゅん)さんはシティ・ポップスファンご存じの山下達郎さんや竹内まりや作品などで、伊藤広規さんとのリズム隊でおなじみの名ドラマー。(参考)ウィキペディア-青山純
岡沢章(おかざわ・あきら)さんは、1968年GS「M」デビュー。1970年「稲垣次郎とソウル・メディア」参加。そしてシティ・ポップス系ではなんといっても和モノファンク名盤1981年11月21日吉田美奈子『Monsters in Town』での「Town」と「Monster Stomp」でのチョッパーベースで有名。
椎名和夫(しいな・かずお)さんは髭のギタリストとして吉田美奈子さんや達郎さんバックバンドとして有名。プログラミングやアレンジも一流。(参考)ウィキペディア-椎名和夫
さらに、
かの「必殺仕事人」でもおなじみの名トランぺッター数原晋(かずはらしん)さん。
そして、東北新幹線でもおなじみの山川恵津子さん鳴海寛さん両名が参加。
以上、曲情報。
本来はこの辺はアルバムのライナーノーツなどでご覧いただき省略したいのだが、実はなぜかーカッションの金山功(かなやま・いさお)さん情報がなかなかネットで見つからない。ということで、本来はミュージシャン単位で別に紹介すべきだがとりあえず名前がでたところでご紹介。
どうです?す、すごい面子でしょ(笑)
曲の感想書く前にもう曲情報だけでおなか一杯なぐらい。
一応、簡単に曲にふれておくと、このころの明菜さんアルバムのクオリティはまったくアイドル歌手という枠どころかシティ・ポップスというより当時の和ソウル(日本のソウルミュージック)アルバムとしてもとんでもなく高品質だったことに改めて気づかされる。
個人的な印象だが、1985年美奈子さん作詞作曲の「APRIL STARS」、そして、2月のバレンタイでも取り上げた1986年まりあさん「Oh No, Oh Yes」(『CRIMSON』収録)は、80年代半ばの打ち込み系アーバンソウルの名曲。というだけでなく、90年ニュースクールへの序章だったという気すらする。つまりバラードとしてだけでなく、ゆったりしたスロー・ミッド・グルーブでたゆたうように踊れる曲。
(関連記事)Valentine Chocolate CITYPOP R&B SOUL songs playlist《Bitter Chocolate Beauty》
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あとがき
(追記)「四月 曇りのち春の嵐」
・「春の嵐」名曲:記事更新時
2023年4月8日の天気予報で「春の嵐」の予報がでてましたね。
偶然にも以前作ったこちらのプレイリストにも「春の嵐」という曲が入ってました。
「春の嵐」大貫妙子さん『コパン』収録、「春の嵐」ミズノマリさん『mariage』収録。
それぞれテイストの違う2つの「春の嵐」名曲。
これらにちなんでプレイリスト名を一部変更 🙂
・「四月の雨」名曲:
はじめは仮タイトルを春の雨としていたとおり、意外と4月には雨の名曲も多いですよね。
まずは聖子ちゃんの「赤いスイートピー」。
私は春になると「四月の雨に降られて駅のベンチ」でたたずみたくなります。(ほぼ一人ですが笑)
そして、福原希己江さん「雨の思い出」。こちらは歌い出しが「四月の雨」の隠れた名曲。
「春の嵐」「雨の思い出」「赤いスイートピー」、それぞれ聞き込むほどに味わいが深まる名曲。
私見ですが「名曲」の条件のひとつは何度も聴きたくなる曲だと思います。
そして、名曲はいろんな切り口で聴いてみるとまた新鮮!
たとえば何度も聞いていた「赤いスイートピー」。
1番の「春色の汽車に乗って」といえば、筆者が連想するのは、3月の桜や菜の花が咲くころの真岡鐡道のSL列車など、温かい春の日差しのイメージ(晴天)。
ですが、2番の歌詞「四月の雨」も、もう一つの印象(雨天)。
今回は、そんな4月の曇り空や雨、そして春の嵐というテーマでの選曲でした。
末筆ながら、防災面での「春の嵐」にはご注意いただき、どうぞよい4月をお過ごしください!