ヒット曲(英語 hit song)とは、一般的に、広く再生され、大きなセールスを記録した曲など、広く人気またはよく知られるようになった録音された曲または楽曲。
ここではヒット曲の定義や指標などヒット曲全般に関するまとめや個人的感想など。
(関連記事)ヒット曲 年代別
ヒット曲とは
ヒット曲(英語 hit song)は、広く人気またはよく知られるようになった録音された曲または楽曲。ヒット・レコード(英語 hit records)、ヒットシングル(英語 hit single)、ヒット(英語 hits)とも呼ばれる。
ヒット曲の定義は?
ヒット曲とは、一般的に、広く再生され、大きなセールスを記録した曲を意味する。
ヒット曲 年代別
ヒット曲を年代別にわける場合、通常は2種類。
ひとつは米国のように西暦10年単位で西暦年代別に分ける方法(例:1980年代ヒット曲)
もうひとつは日本の場合西暦とは別に和暦(元号)により分ける方法(例:昭和40年代ヒット曲)
日本では西暦年代と和暦年代を併用している。日本でも最近では年代別といえば西暦年代を差すことが多いが、テレビの音楽番組で特集をするときには昭和や平成の年代でわけることも人気がある。
※西暦年代別に分類する例(関連記事)ヒット曲 年代別

(私見)ヒット曲とは?(雑感)
1880年代頃?「ヒット曲(英語 hit song/song hit)」の始まりか?(諸説あり)
ヒット曲の語源は定かではない。もちろん英語の「hit」(打つ、当たる)から派生しているのは自明だが誰がそれを音楽のポピュラーソングを差す言葉として広めたのかは不詳(英語版wikipediaや英語版Googleで検索しても断定しているものは少ない。)ただ、現時点で最も古い用例の目安としては、オックスフォード英語辞典では1880年代のワシントンポストでの「song hit」という用例を上げている(参考)song hit(n)OED(Oxford English Dictionary)🔗。というわけで、1880年代(明治13年~明治22年)頃にはヒットソング(hit song)という言葉が使われていたと推察される。
1914年頃米国『Billboard』がヒット曲を掲載
米国ではBillboard(1894年11月1日創刊、1897年『Billboard』改称)誌が1914年頃からヒット曲を掲載。もともとビルボード誌はサーカスやヴォードビル(Vaudeville)などのアミューズメント雑誌。1914年から1935年頃まではヒット曲リストとして 「Popular Songs Heard in Vaudeville Theaters Last Week」(仮訳:先週ヴォードヴィル※で演奏された歌)を掲載していたとされる。(※ここでヴォードヴィルとしているのは、演芸場という語感より規模が大きいため。もちろん演芸場的な小規模の劇場も含むが、今でいうブロードウェイ的な劇場、ラスベガス的なサーカスや手品のショーなど全米規模で評判となっていた芸能舞台でのポピュラーソングという意味でヴォードヴィルというものをとらえた方がよいかもしれない。)
1936年(昭和11年)米国で
1936年1月4日『Billboard』誌全米ジュークボックスヒット曲リスト発表Billboard magazine published its first ‘The Hit Parade’ on January 4, 1936. The top song on the list was “Stop, Look and Listen” by Joe Venuti and his orchestra. #OnThisDay
1940年(昭和15年)7月チャート(Chart)の始まり
1940年7月27日号『Billboard』「Music Popularity Chart」 (仮訳:音楽人気度チャート)を発表。1940年(昭和15年)7月頃から米国で「チャート(Chart)」という用語が始まった。
その後、経緯は不明だが徐々にヒットチャートという言葉が広まった。
(参考)ウィキペディア-ビルボード
ヒット曲とは、日本では一般的にはシングル売上枚数が多かった曲、である。シングルレコード売上枚数は基本的に(一社)レコード協会(RIAJ)による統計が指標。
その他の指標としてよく知られるチャートがある。
日本では
1968年以降はオリコンチャート、2000年代に着うたダウンロード時代になり若干わかりづらくなったという指摘もあるが基本的に1968年から現在まで主な指標のひとつ。