夏(なつ、Natsu)の英語は「summer」。
日本では中学英語、または最近では小学校の英語で習う英単語かもしれませんね。
夏は高校受験など受験生にとっては英語の宿題や受験勉強なども気になる季節かもしれません。
ここではそんな「夏」の英語に関する表現などをまとめておきたいと思います。
夏の英語(summer, summer season, summertime)
夏(英語) summer
サマー(英語) summer
夏季(英語)summer season
夏期(英語)summer season, summertime
今夏(英語)this summer
夏時間(英語)summertime
夏に関する英単語
夏に関わる英単語(関連語句):
夏休み(英語 summer vacation)
夏祭り(英語 summer festival)
夏フェス(英語 summer festival、summer music festival)
夏の音楽フェス(英語 summer music festival)
夏アニメ(英語 summer anime)
夏ドラマ(英語 summer drama)
…
海開き(英語 First day at the beach)(×beach opening)
日焼け(英語 sunburn)
水着(英語 swimsuit)
ビーチサンダル: flip flops.
花火 : fireworks.
かき氷 : shaved ice.
麦わら帽子: straw hat.
コミックマーケット(英語 Comic market)※略称:コミケ(英語 Comike)コミケット」(Comiket)※参考記事「コミックマーケットって英語でなんて言うの?」DMM英会話
夏の英語(例句・例文)
「長くて暑い夏(英語) A long hot summer」
「日本の夏は6月下旬から9月下旬まで続きます。(英語 Summer in Japan lasts from late June to late September.)」
夏の英語(慣用句など)
夏の盛り、盛夏、暑中(英語)dog days of summer ※1年で最も暑い時期。7月下旬から8月上旬頃の「暑中」(旧暦)。由来は古代ギリシア・ローマ時代「おおいぬ座(恒星シリウス)」から。
「summer」の読み方(発音)
「Summer」の読み方は?
「サマー(summer)」
お笑い芸人さまぁ〜ず様のサマーだね
いま要るか?という余談だがな。英語版Googleでググったら「さまぁ〜ず(英語 Summers)」と書いてあったぞなもし。(わしゃバカルディ世代じゃが…ってすぐ脱線(反省)
※サマー(summer)発音(Pronunciation):
ちなみに、
summer の発音はアメリカ英語とイギリス英語ではやや発音に違いあり。
アメリカ英語では、
アメリカ英語発音(American pronunciation)
聞こえ方(Sounds like)
さ(suh)む(mr)
アメリカ英語発音記号IPA: /ˈsʌmɚ/
イギリス英語では、
発音(Pronunciation)
イギリス英語発音(British pronunciation)
発音の聞こえ方(Sounds like)
さ(suh)まぁ(muh)
イギリス英語発音記号 IPA: /ˈsʌmə(ɹ)/
補足
※アメリカ英語のサマーでは「む(mr)」と書きましたがここの(r)は曖昧母音(ə)なので聞こえ方は幅あり。人によっては「さ・ま」と聞こえたり「さ・む」と聞こえたり。ざっくりいえばその「さ・ま」と「さ・む」の中間。
(曖昧母音の説明ではよく~の中間なんて英語のテキストなどには書かれているかもしれません。ですが、なんとなくもやもやがのこりますよね。ここでは「さ・ま」と書くと和製英語のサマーに近くなりがちで、ややアメリカ英語発音からは遠くなるのでは?という管理人の個人的感覚から「さ・む」の方で記しておきました。
※イギリス英語は日本語のサマーに近い感じ?
いずれにせよ、ネイティヴ発音でご確認を。(※Google翻訳などでも発音確認できますがここでは🔗英語版Googleの「summer pronunciation」検索結果へのリンクを貼っておきます。)
もちろん機会があれば、詳しくは辞書などで発音記号を確認するのも語学学習には大切。また英語教室などでネイティヴの先生に確認なさってくださいね。
「summer」のスラングなど
夏(英語 summer)は英語圏でもふつうにサマー(summer)が一般的。
あまり「夏」を直接表す英語でsummer以外の言いかえは少ないようだが、例えば、日本語でも夏を「暑い天気の季節(英語 hot weather season)」などと間接的に表現することもある。暑い(hot)天気(weather)季節(season)などを組み合わせたフレーズを用いる。
なお、summerには動詞で「夏を過ごす」の意味もある。
スラングでSummerとは?
また、カナダではsummerで「あちこちにある」(Some are here and some are there.)というスラングもあるとのこと。
「夏に(英語 in summer)」
夏に(英語 in summer, in the summer)
※夏などの四季で「~に」の英語は前置詞「in」を用いる。
(例文)
(日本語)「夏に咲く花として日本で有名なのはひまわりです。」
(英語)「Sunflowers are famous in Japan as flowers that bloom in the summer.」
(参考記事)🔗「夏にって英語でなんて言うの?」DMM英会話)
※補足「夏に(英語 in summer/in the summer)」の違い(in/in theの使い分け):日本人にはややむずかしそうな英語の「the」の使い方。とくに明確に日本語に訳されない点がわかりにくい点かと思います。辞書的にいえば「特定の事象や時期などを指す場合は the/in theを使う」との説明。例えばこの例文だと夏といっても日本の夏のことを特定しているので in the summer 。このあたり(theの使い分け)はなかなか英語の奥深いところですね(;^_^A
(前置詞)
「in」午前・午後、月、季節、年、年代、世紀など(比較的長い期間)
(例)
午前に(英語 in the morning)
午後に(英語 in the afternoon)
7月に(英語 in July)
夏に(英語 in summer)
2024年に(英語 in 2024)
2020年代に(英語 in the 2020s)
21世紀に(英語 iin the 21st century)
「on」日・曜日、ある日の朝・昼など(比較的短い時間、特定の時間)
水曜日に(英語 on Wednesday)
7月14日の朝に(英語 On the morning of July 14th)
夏っていつから?(日本と英語圏の違い)
日本では夏とは6月下旬から9月下旬まで。
気候的には海外でも北半球の夏は日本と近い時期が夏。
北米でも欧州でもおおむね6月から8月頃が夏。
ただし、日本の夏と違うのはサマータイム制度。
一見、海外でサマータイム制度を導入している国々ではサマータイム期間が夏では?と錯覚しそうですがこれは誤解。
サマータイム、アメリカでは「デイライト・セービング・タイム(略 DST)」とよばれる日照時間節約のための時間調整期間の時期は毎年春(3月第2日曜日頃~)から秋(10月~11月頃)。どちらかというと日本の春分・秋分の期間に近い。
サマータイムというイギリスでの通称(それはそれでワードとしては文学的で美しいですが)おそらく誤解の種やもしれません。日本でもイギリス英語にならって夏時間ともいわれます。明治時代の英語(イギリス・イングリッシュ)の伝統ではあるのでそれはそれとして。
デイライト・セービング・タイム(略 DST)というアメリカでの通称はやはりややロジカルでより合理的な表示。日本語でも「日光節約時間」という翻訳もあるようですがまだなじみはうすいでしょう。
(余談ながら私見ですがおそらくもう今更サマータイムを日光節約時間と言い換えるのもやや長ったらしくて面倒なので多分「DST(ディーエスティー)」というアメリカ英語のニュースでよく使われる略語で慣らしていったほうが海外での英会話などでも便利かもしれません。)
サマータイム(イギリス英語 summer time)
デイライト・セービング・タイム(アメリカ英語 daylight saving time (DST) )
アメリカ、カナダ
開始日:3月第2日曜日午前2時(※時刻を1時間早める+1h)
終了日:11月第1日曜日午前2時(※時刻を1時間戻す-1h)
”Spring Forward, Fall Back(春は前に、秋は後ろに)
ヨーロッパ
開始日:3月最終日曜日午前1時(※時刻を1時間早める+1h)
終了日:10月最終日曜日午前2時(※時刻を1時間戻す-1h)
南半球
(季節が北半球と逆)
オーストラリア
開始日:10月第1日曜日午前2時
終了日:4月の第1日曜日午前3時
※海外ではとくに3月のDST開始時に時間が早まるのを忘れて1時間寝坊したり遅刻したりというアクシデントも。(10月/11月頃のDST終了日は逆に1時間増えてちょっと得した気分?)いずれにせよ日本とは違う点なのでご注意を。
夏の英語の俳句
最近では伊藤園さんの高校生英語俳句など夏の英語学習に俳句を取り入れる事例もあるそう。風流だし、海外への日本文化紹介につながる英語学習として国際理解教育としてもすばらしいですね。
管理人は俳句なども好きですが自作するほどたしなんではおりませんのでここでは昔中学の国語などで習った有名な俳句の英語(仮訳)を2首ほどあげておきます。
「閑さや岩にしみ入蝉の聲」shizukasa-ya iwa-ni shimiiru semi-no-koe
英語(仮訳)
the silence_
the sound of cicadas
seeping into the crags
※参考サイトさまの英訳をベースに一部変更。
「閑さや(静けさや)」stillness→silence
「蝉の聲(蝉の声、セミの声)」voice→sound
※あくまで素人解釈・翻訳ですが要はサイモンとガーファンクルの「サウンドオブサイレンス(sound of silence)」への想起💦
「夏草や兵どもが夢の跡」
(natsukusa-ya tsuwamonodomo-ga yume-no-ato)
英語:
the summer grasses:
the remains of
warriors’ dreams
こちらの俳句の英語は参考サイトさまより学ばせていただきました。他にも芭蕉作品の英語が多数掲載されているのでご興味ある方はぜひご閲覧を。
(参考サイト)🔗『英語でわかる芭蕉の俳句』
まとめ・備考
ここでは夏の英語に関する基本的な素朴なギモンなどをまとめてみました。
詳しくは関連記事や参考サイトさまをご覧ください。