こよみのうた 11月 晩秋に聴きたい70年代ソウル名曲選
晩秋のドライブなどで聴きたいレトロ音楽おすすめプレイリスト。
スウィート&メロウでグルーヴィーなソウルミュージックの名曲を70年代から集めてみました。
Sense Of Soul vol.1 Sweet Retro Groove 70s 編
おすすめ ピックアップ
今回は70年代ソウルからの選曲です。
1974 Lialeh – Bernard Purdie
1974年の映画『ライラ―』サントラ。
(ちなみに動画では1973となってますが公式クレジットでは1974年1月8日公開。)
バーナード”プリティ”パーディー(Bernard “Pretty” Purdie)氏のレアグルーブ名曲から。
(一応英語の発音を補足しておくと”Pretty”の発音はプリティー(Pri・tee)で正しいのですが。個人的には「ダチーチー(チー)」のドラムフィルと日本人的な親しみを込めてバーナード”プリチー(ぷりちー)”パーディーさんといいたくもなります笑)
レアグルーヴファンおなじみのこの曲。日本では「ダチーチーチー」なるフレーズもつけられたりP-Vine盤やMUROさんやフリーソウル系などでも90年代に紹介されてるのでおなじみ。でもあの頃紹介された曲のなかでもこの曲は名曲だと思います。
(画像出典)amazon.co.jp(画像は商品へリンク)
(※)和モノありならここからサントラつながりで1970年日活『野良猫ロック♨♨♨♨ハンター』の挿入歌ゴールデンハーフの黄色いサクランボにつなぎたい。
1974 What’s Happening Baby – The Soul Children
ソウルチルドレン(The Soul Children)!!!
ああ、その名を聴いただけで胸を焦がす…(そんなソウルファン諸兄淑女も多いハズ)
ソウルチルドレンはテネシー州メンフィスで結成され、男女4人組のソウル・グループ。
1968年Staxレーベルからデビュー。
70年代にソウルの大名盤を連発したサザンソウルのボーカルグループ最高峰。
1974年4thアルバム『FRICTION(フリクション)』から。
語り系こみ上げソウルの最高峰。
1974 The Soul Children – FRICTION
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(参考)ソウル・チルドレンについては英語版wikipediaなどで
(source)en.wikipedia-The Soul Children
ちなみに、なんでこんな洋楽しかもソウルとかややマニアックな曲紹介が英語学習とどんな関係があるのだ?といぶかしがる方もおられるかもしれませんが。実はこうした洋楽アーティスト情報を探してるとどうしても英語版wikipediaをみないと詳しい情報にたどり着かないことも多々あるのです。私なぞ正直、英語の教科書とか英語テキスト!なんて聞くだけで身構えてしまって学習意欲がなえるのですが。不思議とこういう好きな音楽や曲からの流れなら英語記事でもあまり苦にならない(もちろんGoogle翻訳先生のサポートありきですが)。これがつまり個人的に「語楽」(語学+音楽)または(楽しい語学?)と称している理由でもあります。:)
1973 Livin’ for you – Al Green
アルグリーンの名曲といえば、
1972年5thアルバムの『Let’s Stay Together』のタイトル曲「Let’s Stay Together」などはもちろん超名曲ですが。
1973年7th『Livin’ for you』収録のこの曲もしっとりした佳曲。
1973 Al Green – Livin’ for you
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ちなみにアルバム『Livin’ for you』は正直ジャケがダサすぎてためらわれる方もおられるかもしれませんが名盤です。好みにもよるでしょうが60年代R&B好きにはLet’s Stay Together推しでしょうがあのやわらかなアルのサウンドがお好きな方にはこちらのほうがしっくり来るかもしれません。
(ダサいジャケもそのうち愛おしくなってくるから不思議w)そんな貴方はもうアフリカのルンバ・コンゴレーズなどのいなたいジャケに萌える世界に一歩足を踏み入れましたのかもしれません。ちなみに私の睨むところではロッド・スチュワートはこのダサジャケに憧れた節がある。(笑)…ぴんとこない人はアトランティック・クロッシングのあのベルボトムとこのジャケを比較されたし。
1973 Give Your Baby a Standing Ovation – The Dells
Give Your Baby a Standing Ovation
ザ・デルズの音楽アルバム
アーティスト: ザ・デルズ
リリース: 1973年
レーベル: カデット・レコード
(画像出典)amazon.co.jp(画像は商品へリンク)※中古レア盤ですもはやこのオリジナルジャケはCDでも高いです(;^_^A
1970 Move on up – Curtis Mayfield
ソウル界きってのスタイリスト。カーティス・メイフィールド御大のソロ初アルバムからの代表曲「Move on up」。
もうこの曲はリスナーはもちろんどれだけのアーティストが影響を受けたか。
ソウルとはいっても70年代ニューソウルはポップやロック系のミュージシャンにも多大な影響を与えたと断言できるでしょう。
個人的にはいわゆるシティポップとはむしろ日本のニューソウルではないかと思うぐらい。
(シティポのジャンル談義はあまりここでは深入りしませんが。2003年に木村ユタカさんが再定義したはっぴいえんどなどのニューミュージックを含む「シティ・ポップ(英語 City Pop)」と私らFMステーション世代が昔から認識していたニューミュージック(フォークとかロックとか)とは異質のシティポップ(英語 citypop?)との違いは、個人的にはニューソウル的要素があるか否かだと思っっちょります。)
・・・と書き出すと長くなるのでカーティスに戻りますが。
とにかく1970年のニューソウル系有名アーティスト(ダニーハサウェイ、カーティス・メイフィールド、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイなど)のなかでも、ソウル以外のジャンルへのインパクトはこの曲がトップクラスではなかったかと。
・・・なんてゴタクはさておきイマ聞いてもカッコいい曲ですよね!
(多分…その辺のデジタルネイティブ世代のセンスとのズレには自信ないのですが(;^_^A)
カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield):
1958年シカゴで結成された名門グループ「インプレッションズ(The Impressions)」でキャリアをスタート。
1968年「ピープル・ゲット・レディ」(People Get Ready)は公民権運動などを背景にヒット。ロック系のアーティストにも数多くカバー。
1970年ソロに。この曲(Move on up)も1970『カーティス』(Curtis)に収録。
1972 We’ve Only Just Begun – The Wooden Glass feat. Billy Wooten
プレイリスト未収録のおすすめ曲など。
1972 We’ve Only Just Begun – The Wooden Glass feat. Billy Wooten
(参考動画)https://youtu.be/RBQk2w-ulxE
WE’VE ONLY JUST BEGUN – THE WOODEN GLASS feat. BILLY WOOTEN
From the album “LIVE -THE WOODEN GLASS RECORDED LIVE featuring BILLY WOOTEN- “.
Recorded live at 19th Hole Night Club , Indianapolis , Indiana , 1972 .
Billy Wooten (vibraphone)
Emmanuel Riggins (organ)
William Roach (guitar)
Harold Cardwell (drums)
「愛のプレリュード」(原題: We’ve Only Just Begun)
(原曲は別の投稿で★)Paul Williams & Roger Nichols We’ve Only Just Begun「愛のプレリュード」
カーペンターズ の シングル
初出アルバム『遙かなる影』
B面 私のすべてをあなたに
リリース 1970年8月21日[1]
録音 1970年
ジャンル ポップス
時間 3分05秒
レーベル A&Mレコード
作詞・作曲 ポール・ウィリアムズ
ロジャー・ニコルズ
プロデュース ジャック・ドーアティ
ゴールドディスク
ゴールド・ディスク
チャート最高順位
第2位(Billboard Hot 100)
第1位(Billboard Easy Listening)
第28位(全英シングルチャート)
カーペンターズ シングル 年表
遙かなる影
(1970年5月) 愛のプレリュード
(1970年8月) メリー・クリスマス・ダーリン
(1970年11月)
元々は、カリフォルニア州のクロッカー・ナショナル銀行のCMソングとして制作され、題の通り「2人はまだ始まったばかり(We’ve Only Just Begun)」と結婚によって新しい人生を踏み出す事について歌われている。
Source:
Classic Commercial – “The Crocker Bank” – 1970 Classic Airliners & Vintage Pop Culture
https://youtu.be/97X9huy7pHQ
Crocker Bank “Wedding” – oswaldwang
“The full-length :60 of the 1970 Hal Riney commercial. Roger Nichols and Paul Williams wrote “We’ve Only Just Begun” for this spot.”
歌はもともとニコルズの友人であるスモーキー・ロバーズによって録音され、「フレディ・アレン」という名前で歌っていた。[2] 1970年の冬にカリフォルニアのクロッカー国立銀行の結婚式をテーマにしたテレビコマーシャルでデビューし、ウィリアムズがボーカルを務めました[3]。サンフランシスコに本拠を置く広告代理店Hal Riney&PartnersのHal Rineyは、若者にCrockerをアピールするためにこの曲を依頼しました。歌は結婚し始めたばかりのカップルの映像で再生されました。歌では、歌の市場性を高めるために、銀行への直接の言及は省略されました。コマーシャルは非常に人気がありました。銀行が興味を持たなかった顧客、ローンの担保のない若い大人の顧客を引き付けたため、キャンペーンは最終的に中断され、その後コンセプトはクロッカーによって他の銀行にフランチャイズされました。 ]
あとがき
いよいよソウルミュージックファン待望の秋冬シーズン到来。
とくに晩秋から冬にかけては誰が何といおうとソウルミュージックの季節。
(・・・なんて個人的は思い込みは生暖かくスルーしていただき汗)
ご視聴いただきよかったら皆さんの秋うたのプレイリスト候補に加えてみてくださいネ。
(もちろん演歌やムード歌謡も◎。個人的にはそうした昭和歌謡もソウル系と総称。)
さておき、ソウルミュージックを聴いていてもあまり後ろ指さされない?
などと勝手に思っている同志諸兄は私だけではありますまい。
行楽時のドライブ帰りなど、家族がすやすやと寝ついた頃。
こそっと車の外部入力に忍ばせようではないか(肩身せまっ、苦笑)。
そんなわけで個人的おすすめ曲を選曲してみました。
よかったら聴いてみてみてください。
視聴用プレイリスト:保留
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