2020年代ヒット曲(邦楽まとめ)
2020年代ヒット曲(日本)では、2020年「紅蓮華」LiSA♪や「夜に駆ける」YOASOBI♪、2021年「ドライフラワー」優里♪、2022年「残響散歌」Aimer♪、2023年「アイドル」YOASOBI♪、2024年「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts♪「はいよろこんど」こっちのけんと♪、など。アニソン、ボカロ、TikTokやYouTubeで人気となった曲がヒットした。
また、2021年「きらり」藤井風♪、2023年「怪獣の花唄」Vaundy♪、など個性的なソロアーティストも活躍。バンドでは、Mrs. GREEN APPLE🎦やOfficial髭男dism🎦などが中高生の人気や映画主題歌やドラマ主題歌などもきっかけにブレイク。2018年8月1日発売「青と夏」ミセス♪(7thシングル、映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌)、2019年ヒット曲「Pretender」Official髭男dism♪(映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』主題歌)、2020年ヒット曲「I LOVE…」Official髭男dism♪(TVドラマ主題歌)、など。2020年代も2010年代デビューのバンドが活躍。2018年8月30日デビュー「秒針を噛む」ずっと真夜中でいいのに。(ACAね)♪は深遠な歌詞と高い音楽性の楽曲や超絶ライブなどで音楽ファンの根強い人気を獲得。2024年にはフェスのトリを務めるなど2020年代も大活躍。(参考リンク)🎦ずっと真夜中でいいのに。ZUTOMAYO(YouTubeチャンネル)
アイドルでは坂道系やAKB48以外にも多くのアイドルユニットが華を添えている。2020年ヒット曲「Make you happy」NiziU♪などオーディション番組でのデビューも話題に。(他にもアイドルのヒット曲としてはCDシングル売上ベースでの活躍が多い。)
ダンス系ではSnowman🎦やSixTones🎦などのボーイズダンスユニットが活躍中。
2021年「Dynamite」BTS♪、などダンス系K-POPアイドルグループもヒット。
2020年「オトナブルー」新しい学校のリーダーズ♪、2020年「Mela!」緑黄色社会♪、2021年「群青」YOASOBI♪はダンス曲としても2020年代のロングヒット曲に。(参考動画)スッキリダンスONEプロジェクト’21
2024年「I Wonder」Da-iCE♪など多くのJ-POPダンス名曲も生まれている。
2020年代も多くのダンスユニットが活躍中。
ヒップホップ系・R&B系では、Awich🎦、ちゃんみな🎦、ASOBOiSM🎦など女性ラッパーの活躍も目覚ましい。
また、STUTS🎦、tofubeats🎦、などJ-POPでもトラックメーカーの楽曲制作なども認知度が高まっている。
女性SSWでは、2010年代から活躍中のアーティスト(2020年「裸の心」あいみょん♪など)に加え、2020年代にデビューした新世代SSW(2024年「晩餐歌」tuki.♪、など)もヒット曲を生んでいる。
2020年代の日本の音楽は、国際的な人気も向上。2025年にはMUSIC AWARDS JAPANなど日本初の国際音楽賞も開催。
2020年代ヒット曲(上記以外)
アニソン系ヒット曲「炎」LiSA♪ 、など。
ボカロ系ヒット曲「うっせぇわ」Ado♪、など。
SNS系(TikTok)ヒット曲「W/X/Y」 Tani Yuuki♪、など。
2020年ヒット曲(邦楽)
2020年ヒット曲「夜に駆ける」YOASOBI(2020年Billboard Hot 100 YEAR END JAPAN 年間1位)
2020年ヒット曲「Imitation Rain/D.D.」SixTONES vs Snow Man(2020年オリコン年間合算シングル1位)
2020年ヒット曲「紅蓮華」LiSA(2020年レコチョク年間シングル1位、ほか各種カラオケ年間1位など※TVアニメ「鬼滅の刃」オープニングテーマ)
(備考)2020年(令和2年)月別ヒット曲「月間シングル1位」歌手※CD売上のみ
2020年1月ヒット曲「Imitation Rain/D.D.」SixTONES vs Snow Man
2020年2月ヒット曲「ソンナコトナイヨ」日向坂46
2020年3月ヒット曲「失恋、ありがとう」AKB48
2020年4月ヒット曲「3-2*」HKT48
2020年5月ヒット曲「 Imitation Rain/D.D.」SixTONES vs Snow Man
2020年6月ヒット曲「Mazy Night」King & Prince
2020年7月ヒット曲「カイト」嵐
2020年8月ヒット曲「smile」Twenty★Twenty
2020年9月ヒット曲「ENDLESS SUMMER」Kis-My-Ft2
2020年10月ヒット曲「KISSIN’MY LIPS」Snow Man
2020年11月ヒット曲「NEW ERA」SixTONES
2020年12月ヒット曲「I promise」King & Prince
2021年ヒット曲(邦楽)
2021年ヒット曲「ドライフラワー」優里(2021年Billboard Hot 100 YEAR END JAPAN 年間1位)
2021年ヒット曲「Butter」BTS(2020年オリコン年間合算シングル1位)
(備考)2021年(令和3年)月別ヒット曲「月間シングル1位」歌手※CD売上のみ
2021年1月ヒット曲「Grandeur」Snow Man
2021年2月ヒット曲「僕が僕じゃないみたいだ」SixTONES
2021年3月ヒット曲「Roar」KAT-TUN
2021年4月ヒット曲「BAN」櫻坂46
2021年5月ヒット曲「君しか勝たん」日向坂46
2021年6月ヒット曲「ごめんねFingers crossed」乃木坂46
2021年7月ヒット曲「HELLO HELLO」Snow Man
2021年8月ヒット曲「マスカラ」SixTONES
2021年9月ヒット曲「君に叱られた」乃木坂46
2021年10月ヒット曲「恋降る月夜に君想ふ」King & Prince
2021年11月ヒット曲「初心LOVE」なにわ男子
2021年12月ヒット曲「Secret Touch」Snow Man
2022年ヒット曲(邦楽)
2022年ヒット曲「残響散歌」Aimer 2022年(2022年Billboard Hot 100 YEAR END JAPAN 年間1位)
2022年ヒット曲「一途/逆夢」King Gnu(2022年オリコン年間合算シングル1位)
(備考)2022年(令和4年)月別ヒット曲「月間シングル1位」歌手※CD売上のみ
2022年1月ヒット曲「黎明」ジャニーズWEST
2022年2月ヒット曲「恋と愛のその間には」NMB48
2022年3月ヒット曲「ブラザービート」Snow Man
2022年4月ヒット曲「I (CALL 119/We Are)」INI
2022年5月ヒット曲「DIMENSION:閃光」ENHYPEN
2022年6月ヒット曲「わたし」SixTONES
2022年7月ヒット曲「オレンジkiss」Snow Man
2022年8月ヒット曲「M (Password)」INI
2022年9月ヒット曲「好きというのはロックだぜ!」乃木坂46
2022年10月ヒット曲「MIDNIGHT SUN (SuperCali)」JO1
2022年11月ヒット曲「ツキヨミ」King & Prince
2022年12月ヒット曲「ここにはないもの」乃木坂46
2023年ヒット曲(邦楽)
2023年ヒット曲「アイドル」YOASOBI (2023Billboard Hot 100 YEAR END JAPAN 年間1位)
2023年ヒット曲「アイドル」YOASOBI(2023オリコン年間合算シングル1位)
(備考)2023年(令和5年)月別ヒット曲「月間シングル1位」歌手※CD売上のみ
2023年1月ヒット曲「FEARLESS」LE SSERAFIM
2023年2月ヒット曲「Life goes on」King & Prince
2023年3月ヒット曲「タペストリー」Snow Man
2023年4月ヒット曲「One choice」日向坂46
2023年5月ヒット曲「DROP That(FANFARE)」INI
2023年6月ヒット曲「なにもの」King & Prince
2023年7月ヒット曲「Start over!」櫻坂46
2023年8月ヒット曲「おひとりさま天国」乃木坂46
2023年9月ヒット曲「Dangerholic」Snow Man
2023年10月ヒット曲「承認欲求」櫻坂46
2023年11月ヒット曲「I Wish」なにわ男子
2023年12月ヒット曲「Monopoly」乃木坂46
2024年ヒット曲(邦楽)
2024年ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts (2024Billboard Hot 100 YEAR END JAPAN 年間1位)
2024年ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts(2024オリコン年間合算シングル1位)
(備考)2024年(令和6年)月別ヒット曲「月間シングル1位」※CD売上のみ
2024年1月ヒット曲「HEARTBREAKER」Kis-My-Ft2
2024年2月ヒット曲「LOVE TRIGGER」Snow Man
2024年3月ヒット曲「ゆらゆら -運命の花-」ZEROBASEONE
2024年4月ヒット曲「チャンスは平等」乃木坂46
2024年5月ヒット曲「《A》BEGINNING」Aぇ! Group
2024年6月ヒット曲「THE FRAME」INI
2024年7月ヒット曲「BREAKOUT」Snow Man
2024年8月ヒット曲「チートデイ」乃木坂46
2024年9月ヒット曲「絶対的第六感」日向坂46
2024年10月ヒット曲「THE VIEW」INI
2024年11月ヒット曲「消費期限」SEVENTEEN
2024年12月ヒット曲「歩道橋」乃木坂46
2025年ヒット曲(邦楽)
(備考)2025年(令和7年)月別ヒット曲「月間シングル1位」※CD売上のみ
2025年1月ヒット曲「卒業写真だけが知ってる」日向坂46
2025年2月ヒット曲「UDAGAWA GENERATION」櫻坂46
2025年3月ヒット曲「ネーブルオレンジ」乃木坂46
2025年4月ヒット曲「Go in Blind (月狼)」&TEAM
2025年5月ヒット曲「Love yourself!」日向坂46
(参考記事)🔗「オリコン月間 シングルランキング 2025年05月度」
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【2025年上半期Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”】トップ100
1位「ライラック」Mrs. GREEN APPLE
2位「APT.」ロゼ & ブルーノ・マーズ
3位「ビターバカンス」Mrs. GREEN APPLE
4位「ケセラセラ」Mrs. GREEN APPLE
5位「ダーリン」Mrs. GREEN APPLE
6位「Soranji」Mrs. GREEN APPLE
7位「オトノケ」 Creepy Nuts
8位「かわいいだけじゃだめですか?」CUTIE STREET
9位「幾億光年」Omoinotake
10位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
(参考記事)🔗「2025/06/06 04:00【ビルボード 2025年上半期JAPAN Hot 100】…」
備考
※以下、個人的な感想として2020年代ヒット曲の特徴などについてまとめてみる。
2020年代のヒット曲の特徴はボカロ、アニソン、TikTok、ダンス。従来のYouTube(2010年代)や着うた(2000年代)、ドラマ主題歌(90年代)やCMソング(80年代)などのタイアップと比べて、さらにZ世代の利用するスマホやSNSなどのデジタルデバイス由来のヒット曲が多い傾向が顕著になっている(2020年代前半時点)。
ダンス系グループは2014年ダンスの体育必修化もきっかけにダンスのレベルが格段に高度になっている。私見ながら日本のJ-POPダンスの特徴は振付(コリオ)だがそれらはストリートダンスやハウスダンスなどの様々なダンススタイルをベースにさらにオリジナリティあふれる独自の振付の工夫がなされた高度な創作ダンス。すでに90年代にはモーニング娘。の振付で有名な夏まゆみ先生やZooやJ Soul Brothersなどで活躍したHIRO氏、trfのサム氏などは80年代末のブラックミュージック系(ディスコ、NJSなど)はもちろん90年代のハウスダンスなどを経て、さらにEDM系などのダンスミュージック的な楽曲にも添うような振付を開発してきた。もちろん、トシちゃん(田原俊彦)や少年隊、光GENJI、SMAP、嵐などなどの男性アイドルもそれぞれの時代ごとに時代の流行のダンスを取り入れてきたことは日本のダンスカルチャーの浸透に一役も二役もかっていることは改めてふれておきたい。こうした80年代アイドル歌謡曲の振付や90年代J-POPダンスの土台に、さらに中学体育での基礎的なストリートダンス(ブレイキン、ポップダンス、ロックダンス、ハウスダンスなど)で若い世代の日本人ダンスの技能レベルが格段に向上。2020年代はそうした若い日本人ダンス世代がさらに創意工夫のある楽曲ごとの複合的な創作コリオを研究し、どの楽曲もダンス曲としてはとてつもなく高度になっている。とはいえダンス系アーティストの数も増え、さらにヒット曲はタイアップ要因なども大きいためだけではなかなかチャートだけでは証明しにくいのかもしれないが、2020年代のダンス系J-POPアーティスの活躍は日本の音楽史歴代最強である点は個人的に特筆しておきたい。(とはいえ、正直どのグループのどの曲がといわれると多すぎてオッサンついていけてないんだよな…まあダンス系グループ丸ごと箱推し、ということで😅)
アイドルでは坂道系やAKB48以外にも多くのアイドルユニットが華を添えている。(ヒット曲としてはCDシングル売上ベースという伝統的なチャートでの成績となっている点は、音楽市場のデジタル化時代にはチャートの偏りなども2006年頃からの着うた時代から指摘されてはいる。とはいえ、個人的にはアナログ世代なのでやはりモノとして愛でたいファンの推しに支えられているCD売上という指標も重要だと思う。その意味で、オリコン月間シングル1位という指標は正直昨今のYouTube再生回数や音楽配信データなどと大きく齟齬が生じていることは否めない、が、オジサンにはオリコンの他に地道に月間売上シングル枚数を統計的に公表しているチャートは、むしろストリーミング主流の世界の音楽市場を見渡しても、いい意味でのガラパゴス的に貴重だと思う。もちろんその年のヒット曲ランキングなどは総合的に勘案する必要はあるだろうが、フィジカル音源の参考値として昔ながらのCD売上枚数でのヒット曲も参考としたい。もうCDが売れるのは多分世界でも日本ぐらいしかないよ。これはある意味日本の音楽産業の稀有な特徴でもあるのだから。推しのCDをこつこつ購入されておられるファンダムは神。握手券のために何枚買おうと立派な売上じゃないか。と、個人的には思うのである。)
(参考データ)指標(1)月間: 月間シングルチャート第1位 2020年代前半
指標(2)週間:Billboard Japan Hot 100(工事中)
指標(3)未定(音楽配信など?)
2020年代ヒット曲(邦楽)指標(1)月間: 月間シングルチャート第1位
2020年代ヒット曲(邦楽)指標(2)週間:Billboard Japan Hot 100