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スウィートソウルミュージックとスウィート「ソイル」ミュージック

風土

スウィートソイルミュージックとは?
以下ではサイト名のまぎらわしさの弁明に少しその違いなどにふれさせて頂こうと思う。

スウィートソイルミュージックとは?

レトロ音楽とソウルミュージック+自然音と民族音楽など

Sweet Soul Music と Sweet Soil Music

さて、当ブログ名はSweet Soil Music(スイートソイルミュージック)。

本家Sweet Soul Music(スイートソウルミュージック)と紛らわしくて恐縮だが1ファンの戯れとお許し頂ければ幸いである。

ただ自分は民族音楽なども好きなのでその辺もふくめて編集テープなどをつくるときに昔から「ソウル(魂)」の部分を「ソイル(土)」にかえて名のっていた次第である。

Sweet Soil Musicと自然音や効果音

「スウィートソウルミュージック」とスウィート「ソイル」ミュージックのいちばんわかりやすい違いは私が昔から「編集テープ」を作るときによく自然音や効果音を入れていることかもしれない。

実は自分は長年の音楽ファンではあるが周期的に音楽をまったく聴かない時期が訪れた。詳しくはさておきそんなときは自然音や効果音を聞いた。今でいうヒーリング・サウンド。

「編集テープ」とは、私なりの呼び方だが、ざっくりいうと80年代カセットテープ、90年代のMD、00年代のCD-R、10年代のプレイリストなど。時代とともにデバイスの変遷はあれど、やってることは中2の頃と変わってない。まさに中二病の音楽版。

(社会人なりたての頃は自分でも野外録音やDATなどの機材にも多少凝ったが、仕事も忙しくなり、90年代にはあの初音ミクで有名なクリプトンさんがネット販売していた効果音などをみつけ現場は縁遠くなってしまったが、自然音や効果音を入れる編集テープ作りだけは飽きっぽい自分がほぼ唯一中学生の頃から続けている趣味。汗)

自然音や効果音といえばご想像はつくだろうが例えばこんなやつ(↓)。

Sweet Soil Musicと民族音楽

ここで詳しく触れるには範囲も億も深すぎるがスウィートソイルミュージックの「ソイル(土)」にはポピュラー音楽のルーツともなる民族音楽への関心がある。民族音楽とはいわば世界の各地域や各国の伝統や古典となっている芸術音楽。つまり世界のアート音楽である。

ちなみに、ここではあまり用語を掘り下げるつもりはないが、民族音楽と民謡やフォークミュージック、そして、民族音楽と西洋古典音楽つまりクラシックの間の語義には諸説ある。

もちろん日本でクラシックといえば西洋今音楽のことをさす。筆者はただの1音楽ファンでクラシックも好きなので明治の音楽教育以降に日本の社会通念として定着した言葉の意味も尊重する。

ただ、クラシックの英語は正確にはクラシカル・ミュージック(Classical music)、こちらは西洋古典音楽の通称。
クラシック音楽(Classic music)といえば、正確には各国の芸術音楽(Art music)、こちらにはアジアやアフリカのフォークミュージック(Folk music)すなわち日本でいえば民謡などの大衆音楽も含まれる。もちろん筆者も日本では雅楽などを芸術音楽とし、民謡などの俗謡は大衆芸能とする線引きがあることも承知している。ただ、ここでご注意しておくのは、海外では民謡をふくむフォークミュージックも芸術音楽として分類するということ。ここは多少テクニカルな音楽ジャンルの分類上の話かもしれない。

いずれにせよ、民族音楽を含む世界の伝統な古典音楽は芸術音楽(Art music)といい、クラシックの英語は西洋古典音楽またはクラシカル・ミュージックという音楽用語が定着している。詳しくは英語版のウィキペディアなどの音楽カテゴリー(で使われている用語※一定程度定着している言葉)をご覧いただきたい。

※なお蛇足だが Art musicの和訳「芸術音楽」は筆者仮訳。これはArt Musicの日本語版ウィキペディア対応ページがないため。この辺も音楽学や音楽史などの学術的な文脈では多少論点にはなるかもしれないが、筆者もできるだけ国会図書館で検索できる程度までの参考文献やネット上に公開されている研究者の方々の論文ぐらいまでは調べてみるものの、基本は素人(専門的な音楽学等の学位などはない)であり、またこのブログの位置づけも単なる個人の趣味サイトなので、ご容赦いただきたい。

北関東と米国南部音楽

他のジャンルもまぜこぜにはなるだろう。初心は「サザンソウルやサザンロックなどを栃木を中心とした北関東の風土で味わうとけっこう相性がよいですよ」ということを主張したい。それがこのブログのコアなコンセプト。もとい思いつきだった。

きっかけは古い友人のカセットテープ。あとは自分が北関東をドライブするときによく聞いた編集テープ。

栃木と洋楽

ちなみに栃木県と洋楽のつながりでいえばクラシックやロックは県内全般で盛んだがとくに宇都宮がジャズの街といわれている。これはもちろんナベサダさんの出身地なので異論はない。

ただ、あくまで個人的には、小山はブルーズの町(東北本線のクロスロード)、鹿沼はサザンソウルの里というイメージで高校時代を過ごしてきた。

もちろん栃木は邦楽が人気。演歌は船村徹先生や森昌子さんらを生んだゆかりの深い土地。歌謡曲やJPOPなどでもロケ地などで登場したりとむしろ邦楽が主流な土地柄である。

だが北関東の乾いた気候風土はアメリカ南部の音楽と意外となじむと思う。

風土の音楽、レトロ音楽

風土の音楽

大人になり現在はもっぱら民族音楽やキューバやアフリカ嗜好。

たまに音楽を聴こうかとなると、ライスレコードさんやラテン音楽ネットさん、EL ARRUJO(アオラコーポレーション)さんなど米国以外の作品が気になるような日々である。

日本でもたまに地方を訪れ、例えば、江差などで日本海を眺めていると、門外漢でも民謡しか耳に入らないこともある。ほぼ洋楽嗜好だったが邦楽が気になってしかたない。それこそ高校の頃は読み飛ばしていた(失礼!)岡田則夫さんの戦前の大衆芸能などのお話。今は黄金のテキストに見える。

このブログ自体はそんな雑多な音楽ジャンルの話題もまざるだろう。

そんな自分の音楽嗜好をひっくるめて風土の音楽などと呼んだりしている。

個人的な感覚なのですぐにはうまく説明しにくい。だ。評論家などではない唯の音楽好きでも約半生をとおして多様な音楽とつきあうなかで思うところもある。そちらはブログを通じて少しずつ自分なりのおすすめ音楽などを発信できればと思う。

レトロ音楽

もうひとつの音楽の好みの柱は懐メロ。これはもちろん特別なものではない。

神田のガード下辺りで昭和歌謡酒場でくだをまく日常。
日本の漁村や農村を車で流すときなどは演歌や唱歌が身に沁みることもふえる年頃。

ただ、わりと筋金入りのレトロ好きで自分が生まれる前の音楽を聴くことが多い。自分の所有する音楽作品のざっと7割は70年代以前のものと思う。そんなわけでこちらも感覚的な言い方だがレトロ音楽などと称している。

レトロ音楽といってもジャンルは様々だが個人的にまず思い浮かぶのは高校時代から熱中したソウルミュージック。とくに60年代の米国黒人のジャンルである。

青年期にあれこれと悩み転がりつつ音楽に助けられた経験者のひとりとして機会があれば古いレコードなどひっぱりだし、若い頃に傾倒した音楽などについて、老若男女問わず少しでも「レトロだけど良さげな音楽(Retro but good old music)」を聴いてみたいという方におすすめなどを書いてみたいと思う。

あとがき

ここではソウル名曲とサイト名との違いへのご説明もかねて、スウィートソウルミュージック(Sweet Soul Music)の2つの名曲―アーサー・コンレイ(Arther Conley)とRCサクセション(忌野清志郎さん)などについてふれた。

ソウルミュージックのアーティストやおすすめ曲などもまた機会があればとりあげていきたい。

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