一部PRあり

5月選曲 暦の歌 さわやかな季節に聴きたい女性歌手レトロ名曲

5月の歌 ピックアップ 5月音楽

中森明菜さん「スローモーション」収録アルバム『プロローグ〈序幕〉』(1stアルバム)おすすめ曲

前項でご紹介した明菜さんの『プロローグ〈序幕〉』の補足。

「スローモーション」収録アルバム:
1982年7月1日発売『プロローグ〈序幕〉』(1stアルバム)

このアルバムはもちろん大名盤。
※個人的の感想ですが、欲をいえばアルバムの曲目構成は「A面 Sea side」「B面 City side」のようにシティ・ポップス風の構成にすればなお良いかと…思いながら昔から個人的には以下のような順番で編集テープに入れて聴きまくってました。

A-1「あなたのポートレート」 (作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:萩田光雄)

Anata No Portrait · Akina Nakamori
『Prologue』(A1) 1982 WARNER MUSIC JAPAN INC.

※個人の感想:荘厳なアルバムオープニング曲。当時はアイドルのアルバムにしてはなんかちょっと重いかな(とは小学生はいわんのではっきりいって暗いとか思ったけどすいません(;^_^A)。こうして明菜さんという日本の大歌手としてのご活躍を振り返ると、まるでそれを予言していたかのような来生両先生の歌と萩田光雄先生の編曲。いま大人になって聴くとその深みがやっと少し味わえるようになった大人の昭和アイドル歌謡の名曲。

A2「Bon Voyage」 (作詞:篠塚満由美、作曲:塚山エリコ、編曲:大谷和夫)

Bon Voyage · Akina Nakamori『Prologue』(A2) WARNER MUSIC JAPAN INC.

※個人の感想:Von Voyageは実は和ラテンや和ブラジル曲としても個人的に大好きな夏の名曲。小生が夏の和モノ・昭和歌謡・和ラテンなどでプレイリストを作るときはほぼ入れます(笑)

B4(9)「ひとかけらのエメラルド」 (作詞:佐藤アリス、作曲:大野雄二、編曲:大谷和夫)

Hitokakera No Emerarudo · Akina Nakamori『Prologue』(B4)WM Japan

※個人的な感想:波音の効果音もおしゃれなアルバム収録曲。正直いうと、曲は大野雄二さん提供の名曲だが、やや歌謡曲寄りのアレンジが少々残念な気もする。ただ当時としてはまだこうした70年代歌謡曲サウンドもしかたないのかも。ちなみに大谷和夫先生は名編曲家の一人。「Von Voyage」も手掛けている元「SHŌGUN(ショーグン)」のメンバーであり洋楽も含め優れた音楽センスをお持ちの大谷先生ご自身の名誉を汚すつもりはない。ただせっかくの中森明菜さん×大野雄二作品という個人的な期待度が高すぎるがゆえの不躾なリスナーの勝手な感想。その反面、別アレンジなどでも聞いてみたい曲。(欲張りついでに勢いで書いてしまえばうまくすれば何かの番組のテーマ曲などでタイアップとれるんじゃないか、とってほしいと個人的に長年思っている名曲※もし既にあったらすいません(;^_^A))なにしろ歌詞も美しく曲もとにかく波音の効果音が個人的にそそる⇒ゆえにスローモーションと並べて聞きたくなる隠れた名曲。

Slow Motion Slow Motion · Akina Nakamori『Prologue』 (B2)WARNER MUSIC JAPAN INC.

※個人的な感想は上で書きましたが大事な曲なので締めもやはりこの曲「スローモーション」。5月の歌の筆頭ではありますが、これから初夏にかけての海辺でヘビロテしたい、誰の心にもある淡い夏の恋を予感させてくれる、やっぱり超超超超超名曲つまり個人的に五つ星の5月の歌名曲。

(次ページ)しっとりとした五月雨のときに聴きたい名曲

テキストのコピーはできません。